▶大相撲の「取組」はどうやって決まるの? | ぐーすけとりきのブログ

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大相撲中継を見ていて、一つ気になることがある。

本場所の力士の対戦相手は、誰が、どのようにして決め
ているのだろうか?

本場所の取組の作成は「取組編成要領」に従って行なわ
れ、「取組編成会議」で決められている(以下幕内の場
合)。

取組編成要領によれば、取組編成会議の構成委員は、審
判部の部長(1名)、審判部の委員(20名以内)、監
事(3名)とされ、行司も会議に出席するが、行司に発
言権はなく、書記として決定した取組を書き留めること
に限られるという。

初日と二日目の取組は、本場所がはじまる二日前に編成
されている。

三日目以降の取組に関しては、その前日に編成され、そ
の日に発表されている。

つまり、初日の取組は本場所がはじまる日曜日の二日前
の金曜日に発表されるということだ。

ただし、すでに編成されているとはいえ、二日目の取組
を公にするのは本場所がはじまる前日の土曜日である。

そして、前述のように、三日目以降の取組については前
日の午前中に取組編成会議が開かれ、すべての取組が決
められているわけだから、力士は翌日の対戦相手を頭に
いれながら当日の取組をしていることになる。

さて、取組を編成する基準だが、幕内と幕内、十両と十
両という具合に、基本的には同じ段階の力士同士が対戦
相手として結ばれる。

だが、下位の力士の成績が良い場合は、幕内の上位であ
る横綱や大関と対戦してもよいことになっており、下位
の力士が中日(なかび)(八日目)を越えて勝ち残して
いる場合がこれにあたる。

中日を越えてから大相撲がさらに盛り上がりを見せるの
は、この取組編成方法に由来するものであろう。

そして、大相撲を面白くしているのが、本場所の取組に
おいて「相撲部屋の総当たりにより編成する」というこ
とと、「同じ部屋の力士同士が相撲を取ることはない」
という規定だ。

優勝決定戦は後者の限りではないので、同部屋対決が見
られることになるのだが、このような規定があることに
よって、たとえば「負けた兄弟子の仇を弟弟子がうつ」
というようなドラマチックな光景が見られることになる。

取組編成会議によって組み立てられる取組により、大相
撲はさらに面白くなっていくのである。