囚人コントに出てくる囚人の衣装は、決まってしま模様だ。「志
村後ろ~後ろ~」とか。
村後ろ~後ろ~」とか。
あれ、19世紀ごろ、アメリカの刑務所で広く使われていた囚人
服のデザインで、20世紀の初めには廃止されたものの、19世
紀当時を舞台としたアメリカ映画の刑務所シーンなどで登場する
ために、日本人にとって、海外の刑務所の囚人=しま模様の囚人
服というイメージが刷り込まれたのだと思われる。
そもそも、ユダヤ教で縞模様が忌み嫌われたことから、中世ヨー
ロッパで、しま模様の衣装は「愚か者」の象徴として絵画などに
描かれたものだった。
それが、「愚か者」→「劣った者」→「君主に従属する立場の人
間」となり、宮廷の召使いや給仕係り、軍人、下級役人などの服
装としてしま模様が使われるようになり、囚人服にも使われるよ
うになっていったのだ。
また、派手な全身しま模様は、牢獄を脱走しても、ひと目で「こ
いつは脱走犯だ」と分かるという効果もあったのだった。
さて、かつては格子模様と呼んでいたこの模様を、日本で「しま
模様」と呼ぶようになったのは、16世紀ごろに南方の島国か
ら渡来品としてこの模様の織物が伝わったとき、「島渡り」「島
もの」などと呼んでいたものが、「島模様」となり、やがて「縞
」の字があてられたのだ。
「しま模様」の「しま」はなんと「島」だったのだ。