銀行のATMが置かれたり、チケットやゲームソフトが
買えたりと、便利さが加速するコンビニ。
全国には5万5000店舗余りのコンビニがあり、全体
では増えているが、実は消えていくコンビニも数多い。
POS(ポス:販売時点売上情報システム)によって物
流の効率化を極限まで進めてきたコンビニ業界で最近目
立つのが、店舗の立地見直しだ。
コンビニといえば、酒屋などをしていたお店がフランチ
ャイズとしてくら替えした、「立地が先にありき」とい
う店舗が多かった。
しかし、最近は、ある地域に集中的に出店することによ
って効率を追求した、本部主導の「ドミナント出店」が
増えている。
まず、購買力のありそうな地域に物流センターや弁当工
場を作り、その点を中心とする一定範囲の円内に次々と
出店する。
配送トラックの走行距離が減り物流がスムーズになるし、
店舗を集中させることで看板が目につくようになるため、
広告効果も抜群だ。
また、厳しい競争に生き残るべく、立地条件の悪い既存
の店舗を閉鎖して、オーナーごと新店舗に移してしまう
「スクラップ&ビルド」も盛んに進められている。
<ドミナント出店のメリット>
●商品配送の効率化→弁当等の延着を防げる
●地域での知名度アップ→顧客の囲い込み
●広告費の削減→地域を絞って広告を出せる