◆「1964年の~」第二次アメリカ遠征・独立に向けて | ぐーすけとりきのブログ

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第二次アメリカ遠征に飛び立った馬場の行き先は
カナダの田舎町だった。

アトキンスがこのようなカナダの田舎町に馬場を
隔離したのは、馬場の独立を阻止するためである。

力道山およびグレート東郷が了解済みであったこと
はいうまでもない。

彼ら3人にとって、馬場はすでに必要不可欠な存在
になっていた。

力道山にとっては、貴重なドルを稼ぎ出してくれる
唯一の有能な部下だった。

グレート東郷にとっては、何もしなくても勝手に
巨額のカネを稼ぎ出してくれるありがたいレスラ
ーであった。

フレッド・アトキンスにとっては、ロードマネー
ジャーとして付いている限り、マネジメント料が
はいるばかりでなく、自動的に自分も一流会場の
試合にありつける優秀な教え子だった。

彼ら3人は完全に馬場に依存していた。

にもかかわらず、馬場が彼ら3人に君臨すること
はなく、逆に絶対服従していた。

これほどおいしい話はない。

しかし、もし馬場が独立してしまったら?

彼らはたちまち苦境に陥る。

優秀な頭脳を持つ馬場は、アメリカのプロレス界の
仕組みを理解し始めていた。

ほかのレスラーにはロードマネージャーなどいない。

自分自身でプロモーターと契約し、自分自身で車を
運転士て試合会場に足を運ぶ。

すべてを自分で行えば、マネージメント料を支払う
必要も、経費を抜かれることも、ピンハネされるこ
ともない。

俺はひとりでやっていける。

彼ら3人は必要ない。

搾取されることもない。

馬場がそう考えるのは火を見るよりも明らかだった。