★2 警察官になるための受験資格と採用試験 | ぐーすけとりきのブログ

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◎警察官に課せられた細かい受験資格


警察官になる方法は、大きくわけてふたつある。


ひとつ目は国家公務員試験に合格して警察庁に配属さ
れる「キャリア・準キャリア」で、二つ目は地方公務
員試験に合格して都道府県警に配属される「ノンキャリ
ア」だ。


キャリアは国家公務員試験の「Ⅰ種」、準キャリは
「Ⅱ種」の合格者で、どちらも年間採用枠は20人
に満たない非常に狭き門だ。


なお、受験資格はⅠ種ば大学以上、Ⅱ種が短大卒以上
だが、とくにⅠ種合格者の大半は東大出身者で占められ
ているというから、その特異さがうかがえる。


キャリア・準キャリアの採用人数からもわかる通り、日本
の警察官のほとんどがノンキャリアだ。


平成22年度現在、キャリア・純キャリアの警察官が25
95人いるのに対し、ノンキャリは実に25万4530人
もいるのだ。


では、いわゆる普通の警察官(ノンキャリア)は、どのよ
うにして就職するのか。


彼らが地方公務員であることは先述したが、採用試験は
都道府県ごとに実施され(一部では合同で実施している
検もある)、細かい要項は地域によって異なる。


まずは受験資格だが、日本の治安を守るという職務上、
日本国籍の保有者が大前提。


そのうえでおおそよ高卒以上30歳未満の者ならば受験
が可能だ。


ただし、禁固刑以上の刑を執行中の者、公務員として
懲戒免職を受けて2年以上経過していない者、日本政府
を脅かす団体などに加入している者などは受験できない。


身体要件は身長や体重、視力、疾患などの基準が設けられて
いるが、これらも都道府県によって異なる。


たとえば警視庁が定める身長規定は男性がおおむね160
センチ以上・女性が154センチ以上だが、これより低い
身長を設定している県もある。


また、近年では基準の緩和も見られ、神奈川県警では女性
の身長が155センチから、150センチに、高知県警で
は153センチから148センチまで引き下げられている。


同様に年齢・学力要件なども異なり、警視庁では大卒・
短大卒・高卒ごとにⅠ~Ⅲ種に分かれるが、大阪府警
は大卒以上のA区分と大卒未満のB区分だ。



◎一次試験と、二次試験をクリアして警察官に


警察官任用試験は多くの警察本部で年三回実施され、
一次試験と二次試験の二段階受験となっている。


警視庁の例を挙げると、一次試験では「筆記試験」、
「身体検査」、「適性検査」が行われる。


筆記試験は一般教養および政治、社会、法律、経済
などの知識を問う選択形式の「教養試験」、警察や
時事に関する「論文試験」、職務に必要な国語力を
はかる記述式の「国語試験」がある。


身体検査では身長測定、色覚検査、聴力検査などの
簡単な検査を行い、適性検査では警察官としてふさ
わしいかを判断するためのマークシート検査が行わ
れる。


また、一次試験では「資格試験等の評定」も実施される。


これは過去に取得した資格や経歴を評価するものだ。


柔剣道の段位やスポーツの全国大会の成績、外国語の
所有資格など、秀でた能力を持つ場合は加点対象に
なる。


二次試験は、より細かい身体検査と適性検査のほか、
面接試験と体力検査がある。


体力検査は腕立て伏せや上体起こし、反復横跳び、バー
ピーテストなどで腕立て伏せは最低でも40回以上など
一定の運動能力が必要とされる。


警察官任用試験に合格すれば、晴れて警察官の仲間入り
だ。


その後、合格者は警察学校を経て各地に配属されること
になる。


気になる倍率だが、平成20年度の警視庁警察官採用試験
の結果は男性が6・9倍、女性が8・5倍だ。


キャリア組ほどではないものの高倍率であることに変わり
ない。