昭和42年に日本でも公開されたアメリカ映画「マルキ
・ド・サドの演出のもとにシャラントン精神病院患者
によって演じられたジャン=ポール・マラーの迫害と
暗殺」というタイトルが一般の商業映画の世界では
現在のところ最長の映画タイトルである。
最短の映画タイトルは、「M」「Z」「O」などアルファ
ベット一文字の映画。
「M」は後にハリウッドに移ったフリッツ・ラング監督
によるドイツ映画で、サイコスリラー映画の嚆矢として
名高い。
「Z」は1969年にフランスで製作されたイブ・モンタン
主演の政治映画で、アカデミー外国語映画賞を獲得した名作。
「O」は、シェイクスピアの「オセロ」を、現代のハイスク
ールを舞台に描いたアメリカ映画である。
日本でも馳星周原作の短編集を廣木隆一監督が映画化した
「M」、オウム真理教の実態に迫ったドキュメンタリー
「A」などがあり、アルファベット一文字の映画タイトル
というのは、実は結構多いのである。