ニューヨークの愛称といえば、ご存知「ビッグアップル」。
摩天楼が林立するこの大都会がなぜ「リンゴ」なのだろうか。
由来については諸説あるが、最もよく知られているは、
「ジャズミュージシャンのスラング」説だ。
1930年代に地方巡業中のジャズ・ミュージシャンが
飛行機からNYの街を眺め
その形が巨大なリンゴに似ていたことから
「ビッグアップル」と呼びはじめたという。
ものの本によれば「いつかは成功して
この熟したリンゴを収穫するぞ」との
意味も込められていたらしい。
出どころの真偽はともかく、
いつからかジャズ・ミュージシャンの間では
スラングとして広まり
1956年にS・ロングストリートが自著
「The Real Jazz Old and New」のなかで
紹介するや、愛称として親しまれるようになった。
その後、
1976年の建国200年祭で
リンゴが正式にニューヨーク市の
シンボルマークとして採用され
「ビッグアップル」の呼称は
一気に国内外に知れ渡ることになったのだ。