ロックアーティストであれ、著名オーケストラであれ、日本で
公演の行われる外国人ゲストのコンサートチケットは、かなり高い。
ダフ屋が出没して、10万円単位で値が上がったという伝説の
アーティストだっている。
それなのに、庶民がちょうど日本で町内会の盆踊りに行くような
感覚で、たとえ大物でなくても身近にクラッシックを楽しむ習慣
のある諸外国と違って、日本では芸術信仰ともいえる環境がが
あるから、高くても客は入る。
たしかに世界のトップクラスのオーケストラともなれば、パリで
もロンドンでもチケットは高い。それでも日本の二分の一程度で
すむ。ではなぜ日本ではそんなに高いかというと……、やっぱり
根底には芸術信仰があるようだ。
大物には、交通費も払います、宿泊費もこちらで持ちます…と、
おんぶにだっこを許して、拝み倒して来日してもらうから、その
費用がチケットに含まれてしまうのである。
それを知っているから、外国人アーティストも日本を稼ぎ場所
と考えることになる。もっと国産品に目を向ければ、よいアーテ
ィストもいそうなものだけど…。
追記:ぐーすけにはサバトとしか思えないライブをこよなく愛する
メタル・エンペラー、おーちゃんによれば、外タレは自分の機械しか
つかわないので、機材の搬送に一番銭がかかるということだ。
お詫びして、訂正します。スマソ
しかし、例えば、アメリカのバンドが日本でコンサートを行おうと
飛行機に機材を載せても、ヨーロッパで公演するために飛行機に
機材を積み込んでも、輸送量はトントンではないか、と気がついた。
で、ぐぐってみると、1989年消費税増税で、これまでチケット代
が5000円超えると入場税がかかる仕組みだったのだが、それが
廃止された。んで5000円のハードルがなくなった。
90年代後半には、バブルがはじけ、チケット代と並ぶ収入源
だった冠スポンサーがつぎつぎと撤退。チケット代だけが唯一
の収入となった。
世界的な音楽フェスの増加、人気アーティストのスケジュール
は奪い合いとなり、原油高による航空券の燃料サーチャージ
制もコストを底上げする。
またアーティスト側の希望によるものも多い。ストーンズの
高額指定席(8万円)ポールのチケット(10万円)のの設定も
アーティスト側の要望。日本の会場の構造や座席数までも
把握しギリギリの線で希望を伝えてくることもあるそうな。
さらに、都内のSHIBUYA-AXや東京厚生会館などの
中規模会場、国立競技場などが撤退したためコンサート
会場も奪い合いとなり、チケット高につながったという。
日経エンタウオッチング 2014・5・22号より
一部抜粋させていただきました。