◆電話をかけるとき、なぜ「もしもし」 | ぐーすけとりきのブログ

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 電話をかけるときには、つい「もしもし、こちらは○○ですが」
と無意識のうちに「もしもし」とまず相手に声をかけてしまう


 中には「俺だ」とか「私よ」といきなり名乗りを上げている人
もいるが受話器の向こうで、不意打ちをくらった相手が「エッ、
だれ?」とでも聞き返そうものなら、やはり「もしもし、俺だ
俺だとこうなってしまうようだ。


 さて、この「もしもし」だが、「これから何か言いますよ」と
いう気持ちで「申します、申します」といったのが一般化し、後
にそれでは言いにくいので、省略して「もしもし」になったと
いわれている。


 また、「申す、申す」が転じたという説もある。


 ……ところで、普通、この「もしもし」が電話が始まった頃
からの相手への呼びかけというふうに思われているが、実は
そうではない。


 東京の電話交換がはじまったのは明治23年12月16日だが
それに先立って電話交換の公開実験が催されている。


 そのときの模様が、同じ年に発行された読売新聞に、次のよう
に出ている。
「ここにおいて需要者は、聴音機を両耳に当て、機械の中央に
突出する筒先を口に当て、まず「オイオイ」と呼びて用意を問い
あわせ(交換手につないでもらって、相手が出ると)「オイオイ」
の声を発して注意し、先方よりの承諾の挨拶あるを聴音機にて
聞き取り、それより用談に入るなり」


 つまり、電話が開通した初めは「もしもし」ではなくて「オイ
オイ」だったわけだ。


 ずいぶん、威張った乱暴な言い方のようだが、なにしろ、当時
電話を持っている人といえば、高級官吏とか実業家など、みんな
いわゆる偉いさんばかりだったわけだから、当然といえば当然な
ことなのだ。


 ちなみに当時の電話帳を開いてみると、渋沢栄一(157番)、
大隈重信(177番)、後藤象二郎(247番)などの名前が
見られる。


 ところで、この「オイオイ」に対しての受けての応答は、なんと
「ハイ、ヨウゴザンス」だった。


 この「オイオイ」「ハイ、ヨウゴザンス」がいつごろから「もし
もし」に変わったかは、いまのところ明らかになってはいない。