国債は株式等とともに代表的な金融商品の一つだが、いったどの
ようなメリットとデメリットがあるのだろうか。
国債は国が発行する債券で、政府が元本と利子を全額保証して
くれるのが最大の特徴だ。このため、株のように会社が倒産して
紙切れ同然になってしまうおそれがない。個人向けの国際には
「変動10年」と「固定5年」「固定3年」などがあり、いずれも
1万円から購入できるが、ただし満期と年利が違う。
変動10年モノの満期は10年、半年ごとに実勢金利に基づいて
金利が見直される。つまり、長期金利が上がれば購入時よりも高利
回りとなるのだ。
一方、固定5年や固定3年は、満期まで5年もしくは3年と短
期間で、金利は購入時に決められてしまうため、満期までに長期
金利が上がっても年利が変わることはない。
また、国債の一番のデメリットは発行されてから原則1年未満は
換金できないことだ。国債は発行月から半年ごとに利息が付くが
途中で換金してしまうと直前に支払われた2回分の利息相当額の
約8割を返さなければならない。
つまり、元本が保証されている国債は定期預金のようにじっくり
寝かせて安全確実を求める投資家向けということができるのである。