人物などの輪郭(りんかく)の内側を黒く塗りつぶしている画像
を「シルエット」という。
もともとはフランス語だが、この言葉は18世紀のフランスの
財務大臣であったエチエンヌ・ドゥ・シルエット(Etienne de
Silhouette)の名から出たものであった。
18世紀半ば、フランスは経済的危機に見舞われていた。17
59年、シルエット氏は税務大臣に就任すると、直ちに増税する
とともに極端な節約制作を実施した。それが国民の反感を買い
8ヶ月で辞職する羽目になった。
節約政策を実施した彼は肖像画を描かせたとき、絵の具をたく
つかうのは不経済だからと、黒絵の具一色による横向きの影絵で
済ませたという。そこで影絵のことを「シルエット」と呼ぶように
なったと呼ぶようになったといわれている。