▼5 「弘法にも筆の誤り」~なにを誤ったのか。 | ぐーすけとりきのブログ

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 「弘法にも筆の誤り」という諺がある。弘法大師(空海)の
ような達筆な人でも、ときには書き損じることがあるという意味だ。

 書にも優れ、嵯峨天皇、橘逸勢(たちばなのはやなり)と共に
「三筆」とうたわれた弘法大師。はたしてどんな「筆の誤り」が
あったのか。


 こんな話が伝わっている。


 あるとき、弘法大師は嵯峨天皇の依頼によって、京都の大内裏
(だいだいり)の応天門にかかげる額の字を書く事になり、「応
と流暢な字で記した。ところがどうしたことか「応」の字の「心」
の点をひとつ書き忘れていた。


 この話が本当のことかどうなのかは明らではないが「弘法にも
筆の誤り」という諺は、これが元になっているようである
 
 この話には続きがある。書き損じたことが分かると、弘法大師
は筆に墨をつけて、額めがけて投げつけ、「心」に点を補った
という。真否が明瞭ではないが、そういう話である。