▽5 徴兵制は吸血鬼だった? | ぐーすけとりきのブログ

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 日本に徴兵制が制定されたとき「人タルモノモトヨリ心力ヲ
尽クシテ国ニ報ゼザルベカラズ、西人之ヲ称シテ血税トス」という
徴兵の勅書が出されたが、ここに問題が生じた。

 これを知った人々が、「血税とは、生き血を吸い取ることだ」
と考えて、「いくらお上の命令でもとんでもないことだ!」と
各地で徴兵反対の運動が起こったのだ。


 驚いた政府は、「血税とは徴兵の意味、生き血を吸うのではな
い」と弁明したが「政府の役人は、生き血を異人に売るつもりなん
だ」などと、物騒な噂まで飛び出した。


 当時、西洋人が血の滴るようなステーキを食べていたことから、
異人は生き血を好むという発想に結びついたのだろう。


 福岡や岡山、静岡あたりでは、竹槍やクワ、スキのどの農具を
持った集団が役場を襲撃する事件も発生した。誤解とわかってか
らも、働き手である青年を兵隊にとられ、生活が苦しくなるため
反対運動はなかなか止まらなかった。