▽2 性病にかかった遊女はどうなったのか | ぐーすけとりきのブログ

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 多数の男たちを相手にするのが吉原の遊女。性病になる
確率が高かったことは想像に難くない。

 性病といえば、もっとも多かったのが梅毒である。梅毒に
かかっても有効な治療薬はなく、漢方薬を飲む程度で、効き目
は期待できなかった。もっとも、すぐ死ぬわけではないから
恐怖感はあまりなかったようだ。

 梅毒にかかると妊娠しなくなり、妊娠しても流産、死産する
確率が高いため、親子ともども逼迫するということはなかった
らしい。


 しかし症状が進めば、日々の扱いはひどくなった。太夫の
ようなランクの高い遊女なら身銭を切って、吉原を出て
養生することが許されたが、ランクの低い遊女は薄暗い
布団部屋や行灯部屋に押し込められ、食事さえ与えられない。


 客を取れなくなると、容赦なく吉原を追い出された。弱った
体のまま寺に捨てられるケースも少なくなかった。