医者が患者の記録を書きとめるカルテ。
このカルテ、昔はドイツ語で書く医師が多かった。
理由は、カルテの機密を守るためとも、かつての
医療機関がドイツ語で行われたためともいう。
もちろん、カルテという言葉もドイツ語である。
ただし、すべての医者がドイツ語をマスター
していたわけではない。
実際には、カルテに書かれたドイツ語は、
文法はいい加減。スペルも間違いだらけで
ドイツ人の研修医が読んでも理解不能と
いうケースも多かったという。
しかし、最近は、医療用語は英語が一般的
になり、カルテを英語で書く医師も少なくない。
さらに、カルテを患者に公開することを
求める運動が盛んになったこともあり、
カルテを日本語で書く医師も増えている。