「三途の川」とは、あの世とこの世の間を流れる
川のこと。仏教では、死んだ人はみな、7日目に
この川を渡ることになっている。
一説によると、その川幅は576キロというから、
東京から岡山ぐらいある。
とてつもなく大きな川だがなぜ「三途の川」と
いうのか?
仏教の教えでは、死後、三途の川の手前まで
いくと、秦広王という審判官が待っている。
彼が、死者の現世の行いによって、その人の
運命を決めるのだ。
現世で重い罪を犯した者は、毒蛇のいる「江深
淵」という深い瀬を渡らなければならない。
現世で犯した罪の軽い者は、「山水瀬」という
浅瀬を渡ることができる。
そして、現世でまったく罪を犯していない者は
「有橋渡」という橋を渡っていける。
つまり、この川の手前で、途は3つに分かれる。
だから「三途の川」というのである。