「日経にはもちろんベテラン記者もいるんだけれど
、普段取材に来る人たちは平均的に若いよね」
というのはある企業の広報担当者。
マスコミ関係者に聞いても「日経の記者は若い」
というのは、ほぼ共通のイメージだ。
日経の記者の場合、他紙に比べて一線配置される
のが早い。広く社会のニュースを集めるといっても
日経の場合はあくまでも企業の経済活動がメインだ。
他紙の新人記者なら、何年間と、地方で細かい
ネタを拾い、紙面に乗らない記事を書き続けるのが
記者修行になるが、日経の場合は、たいていの場合
まずは企業回りや、市場のウオッチング。
記者の経験となるのは「どれだけドブ板を踏むか」
にあると言われる。
他紙の場合、これは事件のネタを拾い集めてくる
ことを指すのだが、日経の場合は、小さな町工場
でもマメに訪ね歩くという意味になる。
たしかに経済・産業の各部の人材は、他紙に比べて
ずっと厚いが紙面をつくるのには、チームワークを
駆使し、多数の記者が足でネタを稼いで来なければ
ならない。新人記者が書いた記事も、紙面に載る
率は高い。
「一般他紙に比べれば、記事がボツになる率は
低いだろうと思います。若手の記者には、これが
なにより励みになるんです」
とは、日経のあるデスクの弁。