メニューに値段が書いてないのは、寿司屋くらいのもの。
どうして、こんな奇妙な商慣習がうまれたのだろうか?
昔は日本の寿司屋でも、元々は店内に値段がちゃんと
書いてあった。ところが昭和30年代くらいから、
とくに高級寿司店の場合、お客のほとんどが
接待客になってしまった。
そこで、品書きに値段を書かないほうが、都合がよく
なったのである。接待する側にすると、本当の
値段を客に知らせないほうが、接待の効果は上がる。
そして、店側としても、値段を書かないほうが、事実上
値上げするのに都合が良かったのである。
この奇妙なシステムが流行し、やがて普通の
寿司屋からも値段表が消えてしまった。
むろん、そんな店に庶民は入りにくいわけで、
そこから、明朗会計の回転寿司が
広まっていったのである。