ハングリースポーツの代表と言われるボクシング
だが、日本チャンピオンになったくらいでは、
なかなか食べてはいけない。
プロボクサーの公式戦のファイトマネーは、
4回戦で6万円、6回戦なら10~15万円
8回戦以上で15万円以上というのが相場。
日本タイトル戦でも、100~150万円程度
なのだ。
しかもファイトマネーの33%は、マネジメント料
として所属ジムのもとへ。
もちろんこれでプロレスのようにたくさんの試合が
できればいいが、ボクシングの場合は、1年間で
せいぜい4~5試合。
日本チャンピオンになっても、ファイトマネーの
総額は数百万円で、これでは普通の20代の
サラリーマンと似たり寄ったりだろう。
事務の中では、ファイトマネーを現金ではなく
試合のチケットで払うところもある。
つまり、自分でチケットを売りさばかないことには
自分の懐には1銭も手に入らないという、
まるで弱小劇団の役者のような生活である。
大半のボクサーは、アルバイトでもしないと
自分の食い扶持さえ稼げないのだ。
これは総合格闘技の日本人選手も同じこと。
ブラジルのノゲイラをKOし、いちやく時の
人となって、フリーター生活を脱却した
所英男選手は今何をしているのだろう?