警察が被疑者(容疑者)を取り調べるときには、恫喝
したり、情に訴えたり、様々なテクニックが使われる
また、例えば捜査官は取り調べの初日から、いきなり
事件の核心に迫るようなことはせず、証拠をひとつ
ひとつ小出しにして外堀を埋めていく、という手も
つかう。
問題は、切り札を出すタイミングで、被疑者に「ここ
まで調べがついているのなら、もう諦めるしかない」
と思わせれば勝ちだという。
こんなとき、被疑者には「自白の前兆」とでもいう
べき症状があらわれる。急に押し黙ったり、
震えだしたり、何度も唾を飲み込んだり…
こうなったら取調官はしめたもの。
つまり、これが取り調べの「オトシどき」というもので
あとは「さ、早く、ホトケさんを成仏させてやれ」
などといって、背中をひと押ししてやると、
一気に全面自供ということになる。
ベテランの捜査員は、このオトシどきの見極め
かたがうまいのである。