家出人捜索願いをだしても、警察がしてくれる
ことは、ほんの気休めのようなことだけである。
なにしろ捜索願いは、年間9万件も提出される。
一件一件まともに探していると、それだけで
警察業務はストップしてしまうのである。
捜索願いを出すと、警察ではまず家出人の
情報をコンピュータにインプットする。
全国の警察情報はオンラインで結ばれている
ので、事故や事件に巻き込まれていれば、
その時点で発見される。
ここで、手掛かりがなければ、家出人情報は
データとして保存され、その後、事故や事件が
起きたとき、データと結びつけば、発見される
可能性がある。
なお、捜索願いが出される9万人の家出人の
うち、5万人は自分の意思で帰宅している。