ダイアモンドは一般に硬いと考えられている。
そこで割れないのか日本宝石協同組合に尋ねてみた(HP)
ダイアモンドは硬い。これはある意味でその通りだ。
ダイアモンドをひっかいてキズをつけることができる他の鉱物は
この世に存在しない。
そこでつい、ダイアモンドは割れないと思ってしまいがちだ。
しかし、事実はそうではない。
ダイアモンドは割れてしまう。
ある一定の方向に衝撃が加わると、
スパッと簡単に割れてしまうのだ。
引っかきキズに対する抵抗力を測る物差しとして便利なのが
「モースの硬度計」と呼ばれるものだ。
これは器具ではない。ただの表だ。
モースが簡単に手に入る鉱物10種を選んで
ひっかきキズの硬度の順に並べたものだ。
硬度10のダイアモンドがひっかきキズに対して
一番強い抵抗力を持っている。
次は、サファイア・ルビーである。
ところがダイアモンドは、前にも述べたように、
ある一定の方向にスパッと割れやすいという
もろい特性(へきかい性)を持っている。
以前、「トリビアの泉」で
ダイアモンドは割れるのか実験を見せてもらったことがある。
これを見て、「ああ、あったな」と思い出す人もいるだろう。
2~3センチくらいのダイアモンドをハンマーで
叩きつけると
ダイアモンドは、粉々に砕け散った。
「ダイアモンドはキズがつきにくいが割れる」
という結論に達した。
しかし、これとは真逆の結果を導き出した
実験者の方もいる。
以下、抜粋させて頂く。
実はダイヤモンドを燃やそうとしてみたことがあります。
燃やす前段階として叩き壊そうともしてみました。
装飾用で無いダイヤモンドって実はそんなに値段が
しないんですよね。工業用・実験用・標本用として
売られているのもは割と簡単に手に入ります。
で、まずはペンチで目いっぱい挟んでみたのですが、
ペンチの先に窪みが出来てダイヤは無傷。ペンチは新品ですよ。
次にハンマーで叩いてみたらハンマーの面に刺さりこみました。
共有結合はそこらの工具程度じゃ破れないのですよ。
当然無傷です。マグネシウムリボンやガスバーナで
熱してみましたが、かなりしつこく熱し続けると
だんだん色が白く濁って来ました。
最終的にはこの段階でもう一度ハンマーで叩くと
粉々になりました。
ようやく破壊できたわけです。
結論としては、
1.硬度が高いが衝撃には弱いと言われていますが、
やっぱり上手く叩かないとそう簡単には結晶を
破壊することは出来ない。
2.燃焼も高温かつ高濃度酸素雰囲気あたりでないと
点火しない。少なくとも大気中では燃えない。
という事です。
ここから素人目線でわかることは
「うまくいかないとダイアモンドは割れにくいのではないか。」
「うまくいくとダイアモンドは割れるのだろう」
ということである。
「トリビアの泉」は、何回かテストして
割れた場合をチョイスしたものかもしれない。
そうだとしたら、ダイアモンド代は高くつくが
工業用ということで、安くまとめたのかもしれない。
結論、ダイアモンドは割れるのである。