…というトレーナーの経験談を見かけた事があります。
他にも、剣道家の手関節屈筋腱・その支持組織の強靭さ、強いボディコンタクトのあるスポーツ選手の関節周りの強靭さ等々。
『緩んではいけない箇所の組織は堅い(堅くなる)』
…という事実があるかと思います。
では自転車競技の場合どうでしょう?
堅くてもいい箇所…というのは言い換えれば『小さい可動域で済む箇所』となるかと思います。
自転車競技でもその場面で話しが違ってきますが、短距離スプリントであれば個人的には腹筋群周辺は堅くても良い…
というか堅い方が良いのではないかと思います。
肩甲骨周辺や脊柱起立筋あたりは適正なエアロポジションを取るために柔軟性と可動域が必要ですが、、、
ショックアブソーバーの役割はありますが腹筋群は強く堅い方が股関節、及びそれ以下の下肢筋力も発揮しやすいのではないでしょうか?
もちろんコレは僕の完全な推論ですが(笑)
もしかしたら自転車競技の場合、緩めちゃいけない筋肉なんてのはない可能性もあります。
例えば、ストレッチ等で大殿筋を緩める群、大腿四頭筋を緩める群、ハムストリングスを緩める群、腹筋群を……
というように分類し、それぞれの群で対象筋を緩める前後での200mタイムを計測して、どの筋肉を緩めた場合がどういう差異が出るか?
又はどの群でも変化はないのか?
…という実験を誰かやってくれませんかねぇ?(笑)