あなたのココロの
パーソナルトレーナー
心理カウンセラーのかとちゃんです。
いまどき
「好きなことして生きよう」
「好きなことして稼ごう」
みたいな言葉が
巷にあふれています。
まあそれだけでも
10年前と比べて
世界はすんごい
ステキな方に変わったなと思うし
実際のところ、
コロナ禍が後押しして
それを実行に移した人たちも
たくさん見るようになりました。
その一方で
「好きなことがわからない病」
を発症した人たちも
たくさんいます。
*
「好きなことがわからない」
という人は
まず
「イヤなこと、嫌いなこと」を
手放すのが先です。
なぜならば、
「イヤなこと、嫌いなこと」しながら
「好き」とか「幸せ」を感じるのは
至難の技なのです。
ニンジンが嫌いで
イチゴが大好きな人が
ニンジンを食べながら
イチゴを食べると
せっかくの大好物が
ただの不味いものになり
イチゴへの「好き」という感情や
食べて「幸せ」という想いを
感じることは難しいでしょう。
どうしても
嫌いなニンジンを食べながら
好きとか幸せを感じたいならば
ニンジンの味を消してしまうほど
激しく強烈な味のものを
食べる必要があります。
たとえば
激辛味にするとか、
そーいうことです。
で、
「激辛がウマい!好き!幸せ!」
て言ってるのって
なんかオカシイですよね。
アナタは
イチゴが好きだったはずなのに
それをすっかり忘れてしまい
激辛が好きにすり替わっている。
あと、
ニンジンごまかすために
イチゴを大量摂取するとか。
そうやってイチゴ中毒になる。
*
で、巷にあふれる
「好きなことして生きよう」
「好きなことして稼ごう」
というのは、
それはそれで間違いではないし
半分は正解なのですが
「嫌いなことやめる」
がセットなのです。
「好きなことして生きよう」
だけ伝えている人は
ほとんどが
ワクワク幸せを感じやすい
得意体質の人です。
実は日本人の大半は、
セロトニンが出にくい遺伝子を持っていて、
ワクワク幸せ体質ではありません。
不幸や不安を感じやすいのが
われわれ極東の民族なのです。
だから
「好きなこと」ばかり探していると
激辛にたどり着いてしまい
露頭に迷います。
そして
イヤを抱えたままなので
激辛の刺激がないと生きていけない
カラダになります。
だからこそ
「イヤなこと」
「嫌いなことをやめる」
が先なのです。
今日の記事
ニンジン好きな人
ゴメンさい。
嫌なことやめれば
ひとつぶのイチゴで
あなたは幸せを
感じられるようになります。
さあ、好きを取り戻せ(^ω^
☆かとちゃんの書籍