昨年の今頃あたりに、
ものすごく久しぶりに
会社時代の後輩くんから
連絡を受けました。
会社を辞めて
もうずいぶん経ちましたので
後輩言うても
すでに多くの部下を率いる
だいぶ偉いマネージャーさんなのですが
ボクから見ると
やっぱ後輩くんです。
聴きたいのは
昔、ボクが立ち上げた
ITサービスの仕様について。
「仕様」というのは、
「設計図」だと思って貰えば
いいかと思います。
若干2名(と業者さん)で
作り上げたサービスで、
そのサービス仕様は
ほとんどボクが考えました。
開始当初は
小さな小さなサービスだったのですが
今はいろいろ変貌を遂げて
あれやこれや他のサービスともくっついて
大きな収入を生み出しているらしい。
で、いま社内で
そのサービスについて
議論になっているという。
なぜなら、
ボクの作った
「サービス仕様書」なる
そのサービスの
「概要設計図」があるのですが
そこに
「ぜってー、ここに書いてある
《あるルール》を守ること!
そうしないと大変なことになるよ!!」
と、書いてあり、
その根拠が書かれていない。
これまでずーっと、
そのルールで運用されてきたし、
特に問題もなかったので、
誰も疑問にも思わなかった。
それがこの度、
サービスの大幅な作り変えを行う
こととなり、
改めて設計図に書かれた
そのコトバのせいで
動けなくなっている、という。
ボクの作ったサービスを、
全部捨て去って、
新しいものを作ってしまってもいいのだけど
それはそれで結構金がかかる。
だから、
かとさん(当時そう呼ばれていた)の部分は
そのままにしたい。
でもそーすると、
《あるルール》を破らないと
新しいものを作れない。
という状況で、
とりあえず聞いてみようと
連絡してきたらしい。
もうボクは
そのサービスから離れて
8,9年ぐらいは経っているので
なんじゃそりゃ?と
さっぱり覚えていなかったのですが
その仕様書を見せてもらったら
当時の記憶がよみがえってきて
笑いました。
というか爆笑しました。
その《あるルール》って
マジで「根拠なし」なのです。
ま、ある程度の意味はあるんだけど
それって
ボクが、
サービス開発の最終段階で
関係者がいろいろゴネだして
サービス開始時期が
延期になりそうだったので
強制的に周りに言うこと
きかせるために、
「こーしないとヤバいんだよ!」
「だからやるんだよ!」
と、
ほとんど【根拠なく】
書いたものだったのです。
当時はそうせざるをえなかった。
でもそこはボクなので
いろんな
数式とか理屈とか書いてあって
あたかも、
これに「意味」がある
みたく書かれている。
けど、本当は意味も根拠もないww
「ぶはは!
それって開発部の◯◯さんが
言うこときかないから
強行突破するために
こっそり書いたヤツだべ」
「だから無視してよしw」
後輩からは
「え~~~!!」
「もう、かとさんて、そーいえば、
よくそういうハッタリきかせてましたよね」
「まあ、かとさんのコトなんで
そんなとこじゃあないかと思ってましたよ」
と言われ、
笑ってこのハナシは終わりとなりました。
さて、
その後どうなったのか
ボクは知りませんが、
このハナシ、たまたま
昨日思い出して、
ああ、
これってココロも同じなんだよねー
って思ったのです。
むかーしむかし
その環境に適応するため
“自分で決めた”ルール。
いじめられたから
「人を信用してはいけない」
親が忙しくて大変そうだったから
「なんでも自分でできるようにならねば」
「頼ってはいけない、甘えてはいけない」
「迷惑かけてはいけない。心配かけてはいけない」
失敗して大恥かいたから
「失敗してはいけない」
「目立ってはいけない」
ヒステリーな親に育てられたから
「怒ってはいけない」
「感情的になってはいけない」
こんな〈ルール〉たちが
自分のルールブックに書かれていて
それを後生大事に守っている。
当時は必要だったそのルール
でももうそれは必要ない。
「ぶはは!それって
小さいころ生き残るために
こっそり書いたヤツだべ」
「だから無視してよしw」
「もう手放してよしw」
「まあ当時は
あれないと進めなかったけどな」
自分を守ってくれていた
「古いルール」たち。
今の自分に合わせた
新しい「サービス仕様」に
書き換えましょう。
もうそれ
手放してみても、いい頃です(^ω^)
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