あなたのココロの
パーソナルトレーナー
心理カウンセラーのかとちゃんです。
先日は
オンラインサロンの読書会で
大原扁理さんの
『不安は9割捨てました』
という本を読んで
みんなでワイワイとシェアしました。
著者の大原さんは
20代前半から、
たまに働いて月7万円程度の収入で
つつましい生活をして
ほぼ隠居生活をしている方。
この本は
あくせく働きすぎている
現代社会から抜け出して、
アウトロー的に生きることで出てくる
「不安」の正体を紐解き、
著者さんが、
それとどう付き合ってきたのかを
読みやすいタッチで綴った本です。
実体験から紡がれるコトバが
シンプルで深く面白く、
「自分らしさ」ってなんだろう?と
改めて考えさせられる。
ボクが普段お話している
「自己肯定感」と大きくリンクする本です。
*
さて、この本で
「逃げてもいい」
というコトバがたくさん出てきます。
日本人はとかく
「逃げちゃいけない」
というコトバに縛られています。
でもこれが、
メンタルをシンドくしている
主な要因だったりします。
「厳しくツライ状況を
克服してこそ、自分が成長できる」
多くの人がこう考えていると
思うんです。
そうやって教育もされてきたし
偉人さんたちの本にも
そう書いてある。
でもこれって
自分で【選択】する必要がある。
なんでもかんでも
「厳しくツライ状況を克服すべき」
なワケではない。
【選んで】いい。
パワハラ上司に耐えて
パワハラ上司を克服できてこそ
自分が本当に幸せになれる?
いや、
パワハラ上司からは「逃げてもいい」。
上司は選べないし
「自分のせいじゃない」。
この場合の「逃げてもいい」は
自分で【選択】して
「一時的に安全なところに
退避してもいい」
ということ。
自分で選択していれば
それは「逃げ」でさえもない。
もちろん、一方で
「逃げなくてもいい」。
これは読書会参加者さんからも
出たお話ですが
悩みというのは
だいたいいつもココロの中の原因は同じで
現実で同じパターンを繰り返していることばかり。
だから
「いつもいつも
パワハラ上司やお局様に狙われる」
みたいなパターンがあったとして
そこから「逃げて」いると
転職先でもまた同じことが起こる。
だから「逃げちゃいけない」というのもわかる。
でも、今めっちゃシンドイ、
パワハラに遭っていたら
自分の内面を見ている余裕なんてない。
仕事で忙殺され、カラダもめっちゃシンドくなって
まともな判断もできないかもしれない。
だから
「一時的に《環境》から退避してもいい」
=逃げてもいい
でも
「自分の中に原因があることは
いつも認識しておいて
余裕のあるときにはチャレンジしていく」
=逃げなくてもいい
これを、
〈自分>で選択できていますか?
ということ。
ボクは、
対人恐怖・緊張が大きすぎて
会社で集団で働くことから
自分の【選択】で「逃げ」ました。
それで、
今はひとりで気ままに豊かに働いています。
今となっては早くそうすればよかったと
思ってますがw
その安全でラクな環境の中で、
その上で、人ともっとラクに
付き合えるようになれたらいいなーと
セルフセラピーで内面と向き合い続けたり
少しずつ、交友関係を広げて、
そこで自分を開示してみたりと
自分の課題から「逃げない」ことも
続けている。
でもまたシンドくなったら
「逃げてもいい」
これが自分の選択、自分軸。
さて、
「厳しいツライ状況を
克服してこそ、自分が成長できる」
成長したい時だけ
自分が成長しやすい環境ですればいい。
いつでもどこでもどんな時でも
「成長せねば、克服せねば」
「逃げちゃいけない」
と思っているのなら、それは
その前提として必ず
「私はダメな人だから」
という【自己否定】がついている。
「それしないと人からサボってると思われる」
という【恐れ】がついている。
そんな自己肯定感を自分で下げてる人は
人生がうまくいかないよ、というのは
これまで何度もお話してきたとおり。
だから
「逃げてもいい」
「逃げなくてもいい」
それは自分で決めればいい。
あなたの人生。
すべてはあなが選択すればいいのです。
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