あなたもココロとお友達
心理カウンセラーのかとちゃんです。
先日、とある人の
ネットの講演会があって
参加しました。
「不安」って、
かなり不確かな感情です。
「不安」とは、
「未来への恐れ」のことですよね。
この先に
起こるか、起こらないか
不確かなことに対して
想像をめぐらして
恐れが強くなっている状態。
これが「不安」です。
「不安」に関するご相談は多いのですが
その「不安」は
ほとんどが【妄想】です。
妄想っていうと、
カチンと来る人も
いるかと思いますが、
まあ冷静に知識として
知っといてください。
さて、ボクの例を。
先週末、心理のトレーニングに行って
仲間にセッションをやってもらいました。
ボクの課題は
「”漠然とした不安感”」
です。
なんかイマイチな体調や
気分的に落ちているみたいな時に、
「漠然とした不安」に
押しつぶされそうにそうになります。
何かちょっとしたことが
トリガーとなってそれが肥大化したり、
他者と比べて、ものすごい凹んだりして
「このままの自分で大丈夫なのか」
という「不安」が襲ってきます。
こーいうのが
「妄想」ってことですわいね。
で、セッションしてもらって
出てきたのが
大学院にいた時のこと。
大学院でとある研究をしてました。
まあIT関連の研究なんですが
その研究は、
うちの研究室の教授とボクの2人だけで
やってたものなんです。
他の人は内容を良く知らなくて
意義もよくわかってない。
うちの教授先生は、
しょっちゅう海外か東京いる人で
ほとんど研究室にいない人でして、
その先生が
まだ研究もはじめて浅い時期に
突然、亡くなったのです。
しかもブラジルの学会に出席して
いる最中に、ストリート・ギャング
みたいなのにやられて。
先生が亡くなったショックで
大学もボクらの研究室も
しばらくは大騒ぎでしたが
そのうち日常を取り戻していきました。
そんでボクは研究に戻るのですが
ボクの研究は、その教授との間だけで
やっていたものなので
誰もその内容に、
指示も評価も意見もらえない。
相談もほとんどできない、
みたいな感じだったのです。
それで先生が亡くなってから1年、
いつもいつも
「自分、こんなんでいいんかな…」
「この方向でいいんやろか…」
って「不安」で自問自答しながら
研究を続けていたのです。
当時は自分の病気の重症化していて
しんどい中での日々で
研究自体も満足いくカタチまで
できませんでした。
でもなんとか
修士論文発表にこぎつけてたのですが
ほかの教授たちも
「まあ内容はよくわからないが
◯◯先生が、やってたことなら」
「カトウくんの場合は、
事情が事情だからね」
と、特にその研究内容自体も
称賛されたり、
認められたりすることもなく
スルーされて卒業。
自分の中で
「自分はこんなのでいいのだろうか…」
という
「漠然とした不安」の感情が
未完了のまま残りました。。。
**
ボクの中に【いま】出てくる
「自分はこんなのでいいのだろうか」
という
「漠然とした不安」は
この「【過去】の感情」でした。
人生の中でも
ものすごく大きなショックを受けて
不安で過ごした
ある意味、トラウマ化している【過去】。
こんな大きな事件があったこと
今の今まで忘れていました。
いや、
知識としては当然覚えていますよ
でも【カラダ】が思い出したのです。
*
もちろん「不安」には
原因が明確な
「正当な不安」ってあります。
あって当然です。
でもその「不安」が
・(人と比較して)異常に大きかったり
・理由もなくとにかく不安
・いつもいつも出てくる
といった場合は、
必ずその不安は
過去の亡霊が暴走し妄想化しています
今の「正当な不安」を
その妄想が
ものすごく大変で大きな怖いものに
膨らませているかもしれないのです。
過去に不安な想いたくさん感じて来た人は
必ずそれを未来へと投影します。
人は自分の過去の記憶を材料として
未来を想像するからです。
教授には
ココロの中で手を合わせて
この長きにわたる「不安」を終わりにしました。
ちょうどお盆だから
先生出てきてくれたんかな、って想います。
みなさんももし
「漠然とした不安」や
「過剰に大きな不安」などに囚われているときは
「私は、いつから
この感覚(不安)を感じているだろう」
と自分に問いかけると、
なにか見つかるかもしれません。
本当の原因にたどりいついた時
その「不安」は成仏するのかも
しれませんね。
長くなりましたが
自分の気づきとして記しといた。
誰かの参考になれば(^ω^)
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