心理カウンセラーの
かとちゃんです。
「記憶」ってほぼウソです。
ウソと言うと
言い過ぎかもしれませんが
今、アナタが思い出している
その記憶には
ものすごく
たくさんの「書き換え」が
起こっていて、
もはやもとの記憶からは
程遠いものになっています。
だから記憶って
まったくもって
絶対的なものではありませんし
信用できるものでもありません。
たとえば
昨日食べたゴハンを思い出してみてください。
夕飯ぐらいなら覚えているかと思いますが
既に忘れている人もいるかもw
そのゴハンが温かかった人は
冷えた米、冷えたおかずの
イメージを想像してみてください。
ああ、冷たい。
なんか残念で惨めな気がする。
したらそのゴハンに
塩を大量にかけてみましょう。
うわぁ、しょっぱい。
こんなの食えない!
そんなイメージをアタマに思い描いてください。
できました?
ほかほか美味しかったゴハンが
冷たくて不味いものになりましたww
じゃあもう一回
もとの温かい美味しいゴハンを思い出しみてください。
ちょっと思い出しにくくなっていると思います。
・・というのが、記憶のイメージの操作。
そうやってちょっと考えただけで
イメージを変更できる、というだけで、
記憶が絶対的なものではない
という感覚がわかると思います。
記憶って、
何度も思い出しては
都合のいいように
上書きされていきます。
それが「イヤな思い出」であれば
思い出すたびに、
あれもイヤだった、
これも辛かったと
そのイヤでツライ部分にフォーカスして
どんどん大きくしていきます。
関係のない
他の記憶ともつなぎ合わせ
そのイヤな理由を正当化していきます。
そうやって
記憶を「確固たるもの」かのように
することで、
もう二度とその「イヤなこと」に
合わないように
「自分をまもっている」のです。
つまり、記憶による防御反応です。
その逆、楽しい嬉しい思い出も
自分の中で、
たくさんの尾びれ背びれをつけて
増幅させていきます。
周りからすると大した話でも
ないことを、自分の中では
ものすごい美しい思い出にしている
なんてこともザラです。
こういうことが
潜在意識の中では常に起こっています。
で、その記憶が書き換わるときに
とても大切なのは
「今のココロの状態」です。
今、幸せで満たされた気持ちでいると
過去の記憶を思い出しても
幸せで満たされた気持ちが
新たにそこに反映されます。
「ああ、ツライ体験だったけど
おかげで今があるのかもな」
「そういえば、あのとき
実は、こんないいこともあった」
みたいな感じです。
逆に、
今、不幸でしんどい気持ちでいると
過去の記憶を思い出したとき
しんどい上書きがされていきます。
「ああ、あの体験のせいで
今がこんな酷い状態になってしまった…」
「そういえば、あのとき
こんなイヤこともされた、
あんなツライこともあった」
みたいな感じです。
今の私のココロの状態から
無意識の「意図」が働き、
その記憶を
ネガティブ(防御)
ポジティブ(生成発展)
どちらに書き換えるかが決まってきます。
体験(記憶)という「原因」があって
それが今、「結果」として現れている。
という「因果」関係で考えるのが
フツーの感覚なんですが、
ココロのことに関してはこれが
今のココロの状態という「原因」があって
それが「結果」として過去を書き換える。
という因果がひっくり変えることが
同時に起こってくる。
という非常にややこしくて
面白い関係になっているのです。
で、いいたかったのは
「ネガティブな記憶は
私をまもってくれている大切なもの」
「しかし、記憶はウソばかり」
「書き換えることも可能」
「過去の記憶の犠牲者になるか
新しい人生を生きるかどうかは
【”今” 私はどうありたいのか】
にかかっている」
ということ。
だから、今いかに
幸せや安心の感覚を感じていくかが
めっちゃめちゃ大切。
そして記憶なんて
都合のいいものだけ信じればいい。
使えばいい。
具体的にどうしていくかは
いろいろ方法がありますが、
これだけ知っとくだけでも
救われて前向きになれるかも。
あなたは過去の犠牲者じゃないよ(^ω^)
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