【なぜ「ひとりぼっち」になってしまうのか】
あなたもココロとお友達。
心理カウンセラーの
かとちゃんです。
以前もブログに書いたことがありますが
ボクの昔話にお付き合いください。
ちょっと長いです。

ボクは、
幼少期より病院ばかり行っていました。
まずもって
全身が重度のアトピーだったので
皮膚科が基本。
しょっちゅう謎の体調不良を起こすので
内科、耳鼻科、眼科、そして歯医者。。。
と通院オンパレードです。
今で言えば、自律神経失調症というやつです。
うちは共働きで
母ちゃんも働いて忙しいのに
しゅっちゅう医者。
さらに家では
急にみぞおちの激痛で寝込んだり
突然吐いたりを繰り返していました。
ボクの記憶の母ちゃんは
必死に治そうと苦悶している顔
仕事と家事とでぐったり疲れている姿
そんなものばかり。
たぶん記憶がねじ曲がっているのだと思いますが
それしか思い出せないのです。
いつも忙しい母ちゃんに迷惑をかけて
ボクは自分自身に
イライラするようになりました。
思春期になって
だいぶ病気もよくなってきましたが
母ちゃんは常に
病気の息子を心配してきます。
「あんた大丈夫かい」
「しっかりしなさい」
これらの言葉が、
ボクのイライラを助長するようになりました。
まだ子どもなので
「ありがとう。大丈夫だよ」
と言える、
成熟さもココロの余裕もないのです。
当時は自分がそんな心理状態にあることも
わかっていませんでしたが
病気でダメな自分、悪い自分
不完全な自分、劣っている自分
母に迷惑をかけるふがいない自分
そんな自分が許せないから、
心配されると、より腹が立つのです。
「うっせーよ、大丈夫だよ!」
とにかくなぜか家にいたくなくて
大学で県外に飛び出しました。
その後はもう
ほとんど家とは連絡を取らない日々。
正月もバイトが忙しいと言って
帰らなかった記憶があります。
アトピーが動けないほど重症化し
半年間寝込んだときも
全く家に連絡しませんでした。
(友人にも連絡しませんでした)
ボクの中で
「迷惑かける、心配かける」
という事はタブーだったのです。
(家賃などのスネはかじっているのに笑)
その後、就職し
いっとき名古屋の実家に戻りますが
すぐに東京本社に異動となり
また実家に連絡することはなくなりました。
社会人になり、
学生まででもしんどかった体調が
その10倍以上しんどくなりました。
病院に行っても対症療法の薬を出され
ゴミ患者扱いしかされず
毎日はいずって会社に行き
日々インフルエンザ並の体調で
働いていたと思います。
それでもったのは6年。
強制終了がかかり
薬物依存になった身体から薬を抜くため
壮絶な治療をしました。
そんなことも
全部実家には隠していましたが、
母親はなにか察したんでしょう。
「東京に来る」と行ってやってきました。
そのころはもう
寝たきりではなく
動けるようになっていましたが
治療の副作用で
体中の毛がなくなっていて
アタマにバンダナを巻いていました。
当時、
母とはなにを話したのかおぼえていません。
必死でつくり笑顔をしながら
「大丈夫」と言っていたような気がします。
その後も2度倒れ、休職しました。
2度目は
どうにもならない状態に
嫁が実家に連絡を入れ
3度目は
香川県の特殊な治療をしてくれる病院に
半年近く入院し
事後報告でそのことは
実家に伝わりました。
そして3度も休職すると、
さすがに自分の人生を考え直します。
で、いろいろ考えて
会社を辞めることにしました。
当時、心理の勉強がしたくて
50万円ほどのお金が必要でした。
でもボクは、
家のローンと、
保険のきかない膨大な治療費がかさんで
お金はすっからかんでした。
とはいえ50万円ぐらい
かき集めればなんとかなるなと
思ったのですが、
ココロの勉強もそこそこしてきて
親との関係性がメンタルに及ぼしている
影響も知っていたので
「あ、ここは
親に頼ってみる練習どころじゃないのか」
と、母親に連絡し
お金を借りてみることにしました。
・普段まったく自分からは連絡もしない
・たまに連絡が行ったと思ったら
いつも重篤な状態
・「迷惑かけること」はタブー
そんな息子が
親に「金かして」と連絡することは
ものすごい勇気がいりました。
声が震えて
冷や汗が出ました。
事情を説明したあと
母からのコトバは
「あんた、ほんとに水臭い子だったよ」
ボクの電話に驚きつつも、
なんだか嬉しそうにそう言いました。
翌日、銀行口座には、
お願いした倍額が振り込まれており
「無利子、無期限」
とメールが来ました。
*
ボクは「水臭い子」だったんです。
自分だけでなんとかするんだと
強くしっかりちゃんとするんだと、
誰にも頼れず、頼らず
そして最後は、強制終了し
結局迷惑かける。
会社でもこの繰り返し。
今でも人に頼るのは苦手です。
何でも自分でやろうとするクセは
抜けてないと思います。
人を避けて生きてきたので
人づき合いも苦手です。
でも「水臭い人」にだけは
ならないようにしようと
できるだけ
頼ったり、頼んだり
嫌なものは嫌だと言ってみたりと
精進の日々です。
とはいえ今でも
必要なことでしか
実家と連絡をとらない息子なんですが、
これがボクが
ふがいない自分を責めるのをやめて
親を信頼し、世界を信頼し、
自分自身も信頼できるようになった
新しい人生の、始まりの物語です。
☆シェア・リブログ大歓迎です(^_-)-☆
P.S.1
かとちゃんがお手伝いさせていただいた最新本が出ました。
「ママがいい!」を解決する奮闘するパパたちを救う本です(^ω^)
P.S.2
人を許して「自尊心」=「自信」を取り戻す
そんな方法が書かれた無料メール講座はコチラ
↓↓↓↓
かとちゃんがお手伝いさせていただいた最新本が出ました。
「ママがいい!」を解決する奮闘するパパたちを救う本です(^ω^)
![]() | アドラー式子育て 家族を笑顔にしたいパパのための本 (小学館クリエイティブ単行本) 1,404円 Amazon |
P.S.2
人を許して「自尊心」=「自信」を取り戻す
そんな方法が書かれた無料メール講座はコチラ
↓↓↓↓


メール講座終了後は以下のメルマガに自動移行します

かとちゃんの情報はメルマガを中心に発信しています。
無料カウンセリング、セミナーなどの先行案内などございますので、ぜひご登録ください。飽きたらソッコー解除できます。「人生が変わった」「気軽に読めてめっちゃ役に立つ!」と評判です
【心理カウンセリング受付中】
アナタが自分自身と仲直りして、自由に楽しく生きられるサポートをしています。「お悩み」「問題」「ステップアップしたい」なんでもどうぞ(^ω^)
お客様の感想は → コチラ
お申込み・詳細は → コチラ
アナタが自分自身と仲直りして、自由に楽しく生きられるサポートをしています。「お悩み」「問題」「ステップアップしたい」なんでもどうぞ(^ω^)
お客様の感想は → コチラ
お申込み・詳細は → コチラ
★このブログをお気に召していただけましたら、シェア・リブログをぜひに!ご報告や許可は不要です。
自分のコトバにして語ってもらっても全然結構です!(´∀`)
自分のコトバにして語ってもらっても全然結構です!(´∀`)