本当の「プライド」ってなんでしょう? | 【ココロと友達】大人の自己肯定感を育てる専門家かとちゃん

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うつや病気で休職3回を経験。今は心理カウンセラーとして優雅に生きるかとちゃんが、「自己肯定感の育てかた」をお伝えしています。


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【プライドには2つの意味がある】



あなたもココロとお友達。
るろうに心理カウンセラーの
かとちゃんです。










こないだ


「プライドを傷つけられたんです!」


って女性がおったんね。



「ははは」って笑ったら、



「そこ、笑うところですか!((((;゚Д゚))))」



めっちゃ怒られた(笑)






「じゃあ、そのプライドって何?」



って聞いたら



やっと苦労して
会社で【課長】になったのに
 


「そんな小さい会社で
 課長になっても意味ないよね」



って言われたんだそうです。



某超有名大企業に務める
【係長(主任)】の女性に(笑)






「えー、課長のがエライやん」
「堂々としとればええやん」



って言ったら、



「彼女、本当にヒドイんです…
 だっていつも私を下に見て…」



って、いかに彼女がヒドイか
自分は虐げられているか切々と話しはじめました。






ボクはと言うと・・・


・・・苦笑をこらえるのに必死でした(^_^;;





これ、滑稽よね。





自分の「劣等感」


「課長」で埋めて満足したら


「大企業」に潰される。





そんな「プライド」いらなくない?





誰と比べてもどこまで行っても
終わりのないレースに首を突っ込んで


いつも人とくらべて「劣っているところ」を探す。








「プライド」には大きくわけて2つの意味があります。



「見栄」「誇り」です。





「劣等感」がウラにある「プライド」は


「見栄」になります。





だから、「自分より上だ!」という脅威を感じると


裏にある「劣等感」が刺激され、「プライド」が傷つきます。






「劣等感」がウラにない「プライド」は傷つきません。



自分が小さいながらも
一生懸命がんばってきた会社で


女性として課長に選ばれたことに


“自分で自分に”「誇り」を持っていられるからです。


他人とくらべて劣っているのではなく


自分の全力、成果、結果に満足しているから。








そんな傷ついてしまうような「プライド」は


ただの「見栄」です。



しかも薄っぺらくて、グラグラで
風が吹けば吹き飛ぶようなね。


「劣等感」を見せないようにするための
ただのハリボテの鉾や盾です。








本当の「プライド」は


自分のココロの中で、しっかり根が生えたもの。


人に何を言われても


「べつに比べるものじゃねぇし」


と揺らがないものです。









みたいなことを彼女に伝えて
みましたが



あいかわらず


「私はひどい目にあったのだ」


と、被害者を手放さないので、



「そんな友達、はよ別れなよ」



と、その場は去りました。





「アンタ、自分で自分を傷つけてるよ」





って思いながら。










「傷つくプライト」は自分が作り上げています。


今この瞬間からそれを

「傷つかないプライド」に変えることができます。





すべての「判断軸」「決断軸」を自分に置くこと。



「私は私の最善を尽くして生きている」


「だから私はこれでいい」





これが「自己肯定感」と「自分軸」です。






本当のプライドは自分で決めて作るものです。





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