自分で病気になったなんておこがましいわいヽ(`Д´)ノ | 【ココロと友達】大人の自己肯定感を育てる専門家かとちゃん

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うつや病気で休職3回を経験。今は心理カウンセラーとして優雅に生きるかとちゃんが、「自己肯定感の育てかた」をお伝えしています。





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【病気を使って自分を責めない】


あなたもココロとお友達。
心理コンサルタントの
かとちゃんです。



日本最大級のアトピー性皮膚炎患者団体
アトピーフリーコムの会報誌
『あとぴーフリーコム第33号』に
寄稿させていただいた


「かとちゃんの心理エッセイ連載第6回」

をまた載っけますー(^ω^)

ご興味の方は読んでちょ。






それと、今週末3/18(土)に
以下のイベントやりまっす。

コチラもぜひにご参加ください。

■『3/18(土)アトピーとココロ フォーラム東京』

詳しくは → コチラ


たのしいよ。
必要そうな方にシェアってね(^ω^)




◎連載エッセイ◎
かとちゃんの心理学エッセイ ~ アトピーとココロ ~ No.6
『アトピーは自分が作り出したもの?』


 こんにちは、心理カウンセラーの加藤隆行(かとちゃん)です。
 ボクのカウンセリングにはアトピーの方、そして他の病気や障害の方がたくさん来られます。ボクのブログやメルマガに共感して来てくださっているんですね。ありがたいっす。
 で、そんな方々によく聴かれることがあります。

 『私のアトピーは自分が作り出したものなのでしょうか?』

 うーん、そういやそうだし、そうじゃないっちゃあそうじゃない。
 今日はこの質問に明確であいまいな(?)答えを提示したいと思います。難しい部分もあるかもしれませんが、よくわかんないとこはすっ飛ばして読んでも問題なしです(笑)。



■よく「自分が作り出した」って言うけど… 

 まずこういう質問をされる方ってのは、心理学的なものとかスピリチュアル(精神世界)とかを少なからずカジったりして来た方がほとんどです。こういうものの中に、「現実は自分が作り出している」という考え方があるんですね。だから「目の前のイヤなアイツ」も「浮気するダンナ」も「私が貧乏であること」も、そして「アトピー」も「自分で作り出している」となる。

 スピリチュアルが好きな方であれば、「引き寄せ」とか「波動」という言葉を聞いたことがあるかもしれません。物質も電波も意識もすべては「波」であり、同じ波動(つまりここでは意識)を持つものは引き寄せあい、現実を作り出す。楽しいこと考えていればそれが具現化し、ツライことやアトピーのことばかり考えていればそれが身体に現れる。
 最近は量子力学の分野でも「すべては波である」こと、その波は「共鳴すること」は証明されており、この引き寄せの話もより現実味を増してきていますね。

 また「私の今世はアトピーを選んできたのだ!」という考え方もあります。 
 生まれる前に自分の意志で病気になることを決めて来て、それを体験することが私の今回の人生の課題なのだという考え方。さらに踏み込んで前世で悪いことした罰、罪(カルマ)のために今世の私はこの重度のアトピーを背負っている、みたいに重く考えている人もまれにいます。
 まあそういう話、ボクもキライじゃないんですが、ボクには残念ながら証明できる術もなければ、深くお話できる知識もないっす。

 また、「私がこんな性格だから、アトピーになったんです!」って人もよく来ます。「こんな性格」っていうのは、ガンバりすぎ、ガマンしすぎ、犠牲になりすぎ、人とぶつかりすぎみたいなやつね。
 今度はマジメに生理学的に説明した場合、仮にアナタがガマンしずぎるような性格であれば、実生活はストレスにまみれ、いつも交感神経が優位な状態で、副腎が疲労して、ステロイドホルモンの生成が上手にできなくなって、免疫力があーたらこーたら、、、、で、アトピーが悪化する、ということが起きます。

 現代心理学では「認知」というものを重要視します。「認知」とは「人が目の前の出来事をどう認識するか」ということです。
 自尊心の高い人、自分には価値があると「認知」している人であれば、目の前にツライ境遇が現れたとき、自分を犠牲にすることなくもっとラクで楽しい環境を探しに行くかもしれません。現実を楽観的に「認知」する性格であれば、そもそもストレスはあまり感じなくてすむかもしれません。アトピーの人は悲観的で対人関係が苦手なためストレスを溜め込む方が多いのも事実です
 なので心理学と生理学の分野から見ても、まったくもって「アトピーは私が作っている」という説明ができるかもしれません。

 まあ他にも「食べ物を気をつけなかった」もありますね。人によりさまざまな理由、原因を持ち出しては、『だから私のアトピーは自分が作り出したもの』と主張されます。

(ここまでちょっと難しい部分もあったかもしれませんが、興味ある方はググってください(笑))


■ さて、かとちゃんの見解 

 今日はとっとと結論に入ります。

 「引き寄せ」でも「前世の罪」でも「生理学」でも「心理学」でも「食べ物」でもなんでもいいんですが、あなたがアトピーになったのは

「たまたま」です。

 ストレスまみれの人が、みんなアトピーになるワケでもなければ、ネガティブ思考が引き寄せるものもアトピー以外にもいくらでもあるでしょう。仮にあなたが「アトピーになろう」と前世で思ったとしても、たくさんの病気の中からその「アトピー」を選んだのはたまたまの偶然だと思うのです。

 あなたがアトピーであることは、たぶん目の前のオジサンが「ハゲている」というのと変わりないぐらい偶然です。あの人が「美しい容姿に生まれた」というのことや、ボクの「老眼が進んできた」というのとも同じでしょう(泣)。
 それぐらいたぶん偶然なんです。前世も今世も引き寄せも生き方も環境も副腎や腸の強さもホントに偶然にいろんな要因が重なって、「たまたま」アトピーが発症したというだけのことだと思います。

 なので結局は「運」って言ってもいいかもしれない。「運」まで自分で背負っちゃうとシンドイっしょ。それ、マジで「たまたま」ですから。ホント、信じて。


■ 人はツライことには「なぜ?」と原因を求めたがる

 人間という生き物は「ストーリー」の中に生きています。ストーリーってのは簡単に言えば「私が生きている意味」です。ストーリーには「原因」があって「結果」があるものです。そうしないとお話が流れていきません。

 「なぜ、あなたがアトピーになったのか?」という、「原因」がないと、このツライ現実に納得がいかないかもしれません。「私が生きている意味」もよくわからなくなってくるでしょう。
 しかし「原因」をさぐったところで、それらしい説明にはなるかもしれませんが、そのアトピーをなかったことにできるワケでもありません。
 「原因」を考えることは、「今の受け入れられない自分や境遇」を過去の責任にしているだけなのです。また、そうやって後ろ向きで生きることを選択しているのは紛れもなく「自分」です。
 そういう意味では「原因」ばかり見て生きている人は、「アトピーでかわいそうな自分」を「自分で作り出している」と言えるかもしれません。


■ 「なぜ?」でなく「どうすれば?」と生きてみる 

「原因」ばかりにとらわれている人は、「目的」指向で生きてみましょう。

「こんな自分だから」「こんな前世だから」(原因) ⇒ 「アトピーを作り出した」のではなく
「アトピーの自分は、どうすれば(目的)楽しくラクに生きられるかな?」と考え方を変えてみる。

 「原因」ばかりを見ていると、過去を嘆いたり、人生をあきらめたり、自分を責めたりして生きることになります。
 一方「目的」指向で生きると、アトピーである自分をしっかり受け入れ、これからどう生きていくのが自分にとってより幸せなのだろうかと、前を向いて生きられるようになります。
 その時になってはじめて、「引き寄せ」も「前世」も「心理学」も「生理学」も「食の知識」も、これからアナタが〈どうやって〉健康になっていくかに役に立つ「健全な知恵」となります。

 アトピーを過去のせいにして、ツラく苦しいと嘆きながら生きていくのも自分
 アトピーだけど、楽しく幸せを選んで生きていくのも自分

だから『アトピーは自分が作り出したのか?』なんてどうでもいいんことなんです。ボクもアトピーですが、どうやって楽しく生きていくかという目的をもって、いつも未来を見て生きています。「老眼」ですが(笑)




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