心理カウンセラーの告白 | 【ココロと友達】大人の自己肯定感を育てる専門家かとちゃん

【ココロと友達】大人の自己肯定感を育てる専門家かとちゃん

うつや病気で休職3回を経験。今は心理カウンセラーとして優雅に生きるかとちゃんが、「自己肯定感の育てかた」をお伝えしています。




あなたもココロとお友達。
心理カウンセラーの かとちゃんです。


心屋マスターコースから帰ってきたばかりですが

この二日間とアドラー心理学のお勉強に
いつものこちらに伺ってました。



今年もペルグリーノ博士がお越しになり
ワークショップを開催。

博士は
近くにいらっしゃるだけで
優しさと勇気をいただける方で

今回の二日目はお題目も
「勇気づけワークショップ」。

おかげさまで
この二日間でたくさんの
勇気をいただけました。




だから
これまでブログに書こう書こう
と思って

書けずにいたことを勇気出して
書きますよ。



↑今日の長いんでひと押ししてってヽ( ´¬`)ノ



ボクは人と付き合う時

その関係性に
「上下」をつけてしまう
クセがありました。

いや、今でもあります。


いわゆる『縦の関係』で生きていました。



この人は自分より上
この人は自分より下

容姿、学歴、ステータス
のような

分かり易いものなら
確かに上下つけやすいんだけど

ソレ以外に
何を根拠にしてるのか
わからないところも見て

上下をつけています。

結局はこれって
その相手に

「勝てる」「勝てない」

ってことなんだろうと
思うんだけど、

ある意味
動物的なカン
なのかもしれないです。



多かれ少なかれ
みなにもあるとは思うし
社会で人間が生きてく上で
必要な能力とも思うんですが


以前は自分の中で
かなり激しいレベルで
それをやっていたので

その「上下」に
ムダに萎縮してしまったり
ムダに横柄になってしまったり

はたまた
そんな自分を嫌悪していたりと

ココロの中を
忙しくしてました。


ただこれも

「人を信じられなかった」
(つまり「自分を信じられない」)

ボクが

他人とどう付き合っていけばいいか
自分を守るにはどうすればいいか

を必死に考え
戦っていたのだなーと思い

それに気がついてからは
かなり薄れていきました。


そして徐々に人と

『横の関係』

で付き合えるようになり

ずいぶんとラクに生きられる
ようになりました。

上下は戦い続けてますが
横は戦う必要がないですからね。




前置き長くなっちゃった。




でね、

今、楽しく
心理カウンセラーなんて
させてもろてるんですが

始めて早々
イヤなことに
気がついたんですわ。


好きでやってるここにも
やっぱりボクは
「上下」
を持ち込んでいるなー
って思ったんです。



もともとは
自分の苦しんだ経験をもって

「人の役に立ちたい」
「ってか自分のことを解決したい」

的な感じで始めた
カウンセラーな訳ですが


おっそろしいほど
クライアントさんとの関係性が
「上下」に成り得るんです。

相談に来るクライアントさんは
誰にも話せないような
自分の秘密だったり
弱い部分だったりを

ボクに見せに来る。

ボクはなんの苦労もなく
その弱みを握り

しかもその弱みを
解決に導くことで
(本当は自分で
 解決するんですけど)

スゴイスゴイと
崇めてもらえたりする。

しかもこれ

これまでは縦の関係で「上」と
思っていた人たちにさえ

カウンセラーとクライントの
関係性においては

「下」に見ることができる。

そんな圧倒的優位な位置に
立てることを楽しんでいる自分が
いるんですよね。

つまり「見下している」んです。


世の中で「先生」とか
呼ばれる人って
こうやってカンチガイして
いくんだなってのが
スゴくよく分かる。


そんな「イヤーな自分」を
発見してしまい

しばし自己嫌悪してたんですが

実はそのすぐあとに
逆のことも発見したんです。




ボクは
自己価値が低かったので

人と付き合ってもらうのに
何か「対価」が必要
と感じていました。

「対価」というか「資格」

と言ったほうがいいかも。

それは
相手のために働くことだったり
飲み会の幹事することだったり
楽しい話題を提供することだったり
きちんと家事をすることだったり
同じ趣味を持つことだったり

みたいなことで、

その「対価」によって
自分がそこにいていいという
「許可」をやっと自分に出せ、
その人とつきあえる「資格」を得る。


こう書くと
「アホくさ」
って見えますが、

当時は
「自分は受け入れてもらえない」
が強かったんで

しょうがなかったですね。


まあ今でも
結構やってたりします。


で、これが
カウンセラー活動でも発動して
いるな、って思ったんです。


“価値のない自分”が
人と話してもらうためには

この
「カウンセリングスキル」が
必要。

このスキルがあるからこそ
目の前のこの人とハナシを
してもらえる。

ボクは人と雑談したり
楽しいハナシをすることがニガテ。

だから
「人とハナシをする」こと自体に
スゴくハードルがあり
劣等感があったんですね。

だからこそ
結構上手くできるようになった
この「カウンセリングスキル」が
あるからこそ、

みながボクとハナシをしてくれる。

そんな風に考えている自分が
いたんです。


めんごくさ(笑)




....さてさて、


カウンセラーでいることが

・圧倒的優位の「上」の立場にいられる

・自己価値が低くて「下」にいる
 自分に許可が出せる

という相反するふたつの
「上」「下」を生み

また『縦の関係』にしか
生きられない自分に
イヤーな思いをしたり
してたんですが、



さらに踏み込んで
考えてみると


この
「カウンセリングスキル/マインド」
を手に入れたお陰で

人と『横の関係』を
築けるようになったことも事実。



いままで『縦の関係』にしか
いられなかった自分が

ここまで成長してきたことも
間違いない。


だから

「じゃーこれでええやん ヽ(゚Д゚ )ノ」

って昨日思いました。





この「上下」の考えが

また自分責めて
自己価値を下げるのに

一役かってましたわ(´д`)ヤレヤレ




そんな自分でも
しゃーないしゃーない。

ぼかぁ聖人君子じゃなかね。


だからね、
ボクのところに
カウンセリングに来てもらった時

もしかしてアナタに対して

見下してる瞬間があったり

勝手に卑屈になってる瞬間も
あるかもしれない。



でも
そんなボクでもよいと
信じられるようになった自分が


アナタのお相手です。


そんな

“くっだらねーヤツ”

だからこそ、

オハナシできることがあるかも。


だからこれからも
よろしくお願いしますね。



↑ここまで読んだら押してってーヽ( ´¬`)ノ






昨日
ペルグリーノ博士の講座で
最後に自分に決めた
“勇気づけのコトバ”は


「私は、常に楽観的であることを誓います」


でした。

ヽ( ´ー)ノ

だから
これからも
テキトーにやってきます。


今日はどうでもいいことを
長文失礼しますた。







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