数年前までボクは友達が少ないと思っていた。
1人でいるほうが全然楽しいとも思っていた。
分かり合えた数人の深い友人がいれば十分と考えていた。
うちのヨメは友達が多い。
あっちにもこっちにも、男でも女でも、年上でも年下でも。
しょっちゅう飲みに行って楽しそうにしている。
人が集まるといつもその中心にいる。
これはコミュニケーション能力の違いと思っていた。
彼女には人に好かれるオーラがある。
彼女は人づきあいのテクニックを自然に身につけている。
ボクとは違う人種だ。
そんなある日、ヨメとこんな会話があった。
(ヨメ)「○○さんがね~、友達なのにこんなこと言うんだよ~。」
(ボク)「あれ、○○さんって仕事で一度きり会っただけじゃなかったっけ?」
(ヨメ)「うん、でも友達~。でね、でね…」
…その時、頭を大きく揺さぶられた気がした。Σ(゚д゚lll)ガーン、
え、それは“知り合い”って言うのじゃないのか??
そんなに仲の深くない人も“友達”って言うのか??
ボクはこれまで
「学生時代に一緒にバカやって深く長~く過ごした仲間たち」
「仕事でガッツリ一緒に組んで、修羅場を乗り越え親しくなった人たち」
「趣味が一緒でスゴく話が弾む人たち」
「幼なじみ」
というような人たちを“友達”だと思っていた。つまりそれなりに深い関係を築けた人。
それ以外は“顔見知り”、”知り合い”と、わざわざ呼び分けてもいた。
でも彼女はその人たち、いやそれ以前の人でさえ“友達”と思っている…。
ああ、ボクは勝手に 『友達ハードル』 を上げていた。
自分が傷つかないよう、とてもボクのことを分かってくれていて、もはや傷つけたりしてこない安全グループを“友達”と認定していたのだ。
それ以外のグループは、まだ友達ではない、と決めつけわざわざ遠ざけていた。
ヨメはコミュニケーション能力がある。
人気者オーラもある。
確かにそれはもちろんある。
でも、これが違いだった。
でも、これが違いだった。
ボクの 『友達ハードル』 が高かったのだ。
「これを飛び越えた人だけが友達な。」
なんて上から目線。
そりゃあ友達できんわ。
それでここ数年はハードルを下げた。
するとどうだろう。あれよという間に友達が増えた。
こちらが友達って言えば、あちらも友達として付き合ってくれる。
これまで友達グループじゃなかった人たちがどんどん友達に変わった。
さらに友達の友達も友達になってきた。
さらに友達の友達も友達になってきた。
あっちの友達とこっちの友達を繋ぐことができるようになった。
そして今まで“友達”だったグループは“親友”に格上げしてみた。
それだけで“感謝”が出てきた。
ボクとこんなに仲良くなってくれてありがとう。
君たちとこれまで過ごした時間は宝物だ。
つまらないルールに縛られていた。
いや、つまらないヨロイで自分を守っていた。
黒帯のヨメにはまだまだ到底叶わない白帯のボクだけど、
いや、つまらないヨロイで自分を守っていた。
黒帯のヨメにはまだまだ到底叶わない白帯のボクだけど、
ちょっとずつ階級を上げていこう。
P.S.
あとは、男のくせに男の友達が少ないのが課題なのだ。
こちらも原因は分かってきているので別途対策中。
その過程も楽しい。


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