俺的糞ドラマその13『高校教師(1993)&高校教師(2003)』 | 俺的糞ゲー処刑ブログ

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野島伸司脚本のこのドラマ、糞である。

このドラマ、女子高の教師と生徒との恋愛を描いたストーリーなのだが、教師の家に
押しかけるなどやたら積極的な女生徒と仲良くなっていくがそこからあまり進展がないのは
退屈で、女生徒の友人が別の教師にレイプされそれがバレて体育教師に殴られる事件が
起きるが生徒から人気の教師だったくせに好きだったから狂ってやったなどとよく
分からない理由を語るのは意味不明で、主人公の教師の恋愛もバレて問題になりもう会うのは
やめると言って別れるが結局また生徒を連れ出したり遂には生徒の父親を刺し殺す始末で、
最後は一緒に田舎で暮らそうと言ったくせに生徒を置いて一人で電車に乗るという酷さで
しかも置いて行かれたくせになぜか生徒が同じ電車に乗っており一緒に心中したかのように
眠って終わるなど、何がしたいのか分からないスッキリ感のない糞ドラマに仕上がっている。

また、2003年版はその続編で前作の10年後が描かれるのだが、今回の教師は余命わずかで
まずます恋愛要素が薄く事件もなかなか起こらないというつまらなさで、女生徒が教師の病気に
ついて医者と話している所を偶然聞くが自分が病気なのかと勘違いし、しかもその話を
教師に打ち明けるが実験と称して生徒が勘違いしていることを教えないというクズっぷりで、
前作のレイプ教師のみ続投で今回は問題を起こさずホストにハマる別の女生徒を救うために
奮闘しナイフで刺されて死にホストは逮捕され、終盤ではようやく主人公の教師と女生徒で
恋人関係になるが病気の嘘がバレて嫌われるという馬鹿っぷりで、結局別れて教師も辞めるが
女生徒が最後まで一緒にいたいと言い出しなぜか急に緊急手術で病気が治って終わるなど、
ストーリーが酷すぎていまいち面白味がない。
死にそうな声で歌う主題歌の森田童子『ぼくたちの失敗』は良いが、こういう登場人物が
意味不明な行動を取るのはやめるべきだろう。

というわけで、色々と糞な今作。
もう少し面白いドラマを出して欲しいものである。