初期は分配と言っていたくせに最近は投資と言い出すなど支離滅裂な岸田。
セクハラ議長や女子大生に飲酒させた吉川議員、安倍の新たな不正やコロナや円安でも年金を減らしたりろくに
経済政策をやらないなど相変わらず自民党は酷く、それを支持する馬鹿が多いなど進歩がないが、一方で
消費税や憲法改悪や原発や水道民営化やカジノなどに反対するなど、まともなれいわと共産党。
参議院選挙も近いが、ではどちらを選ぶべきか？考えてみることにする。
れいわと共産党で一番違う点と言えば財源で、れいわは年に＋100兆円規模の国債を発行してもインフレ２％を
超えず問題ないと主張しており、その国債発行によって消費税を廃止したり奨学金を無償化したりガソリン税を
０にしたり給付金を配るなどの経済政策を行うというのが政策で、一方の共産党は国債よりは金持ち優遇の税制を
見直すことで財源を作り、それにより消費税を５％に減税し、将来的には廃止し大学の学費を半額にするなど、
共に弱者救済という路線は同じだが、財源に関しては違うのが特徴であると言える。
また、最近多く違いが見られるのがロシアへの対応で、共産党はかなり強くロシアを批判しロシアの入国禁止
リストに共産党の志位が載るという対立状態だが、れいわはそこまでロシアを批判しておらず、経済制裁よりは
対話をして戦争を止める方向性を主張しており、選ぶとすればこの２点が一番の争点であると言える。
共にどちらが正解なのかは分からないが、アメリカではエネルギーと食料品を除いても６％のインフレになっており、
日本で+100兆円の国債発行をしても本当にシミュレーション通りに２％を超えないのかは分からず、最近は
ロシアが日本の領海近辺で中国のような嫌がらせをしたり漁業協定を停止したりしているが、いくらロシアが
悪だからと言って対立しすぎるのも隣国の日本にとっては危険で、北方領土問題もこれでますます遠のくことを
考えるとロシアを批判しすぎるのもデメリットであると言える。
というわけで、どちらを選ぶかに関しては難しい日本の選挙。
とりあえずは犯罪集団自民党とその仲間の公明党、それにすり寄る国民民主、自民並に犯罪が多く新自由主義な
維新は大幅に減らし、野党共闘が進まない原因の立憲よりもこの２つをとにかく伸ばして連立政権を作って
欲しいものである。