俺的糞ゲーその529『メルルのアトリエ~アーランドの錬金術士3~』 | 俺的糞ゲー処刑ブログ

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※このブログは、独断で決めた糞ゲー(クソゲー)を処刑し、良ゲーを褒め称えるゲーマーのためのレビューブログ(たまにゲームと関係ない話あり)である

メルルのアトリエ
やたら種類の多いアトリエシリーズ、とりあえず評価の高い今作をやってみたが、糞ゲーである。

このゲーム、王国の姫が錬金術士を目指すというストーリーで、イラストそのままのキャラが動くグラフィックは
良く出来ているのだが、ゲームはひたすらアイテムを○個集めたり調合して納品したり、敵を○体倒すの繰り返しと
いう単調さで、ゲームをクリアするまでにそれらの作業を3年間も続けなければならず、あまりにも作業すぎて
途中でやめたくなる。

また、城内やアトリエは一瞬で行くことが可能で、ターン制の戦闘もテンポが良いが敵のターンでたまに発生する
選択肢を選ぶガードシステムは邪魔くさく、レベルが上がっても攻撃力や防御力が1ぐらいしか上がらず強くなった
感が薄く、その場所の敵を全部倒すと行ける範囲が徐々に広がっていくが特に新しい街もなく冒険感はなく、回復
アイテムはいちいち自分で調合で作らないと駄目だったり、敵は無駄に固かったりと、RPGとしての楽しさがなく
作業ばかりで何とも面白味がない。

そもそも錬金術という時点で地味で面白くなく、このゲームに戦闘が必要なのかも謎だが、調合を楽しむゲームなら
もっと色々な料理や工芸品などを作れるようにすべきであり、開拓要素を入れるならシムシティのように作りたい
施設を自由に配置できたり、住人が増えて行く様子や街の発展を眺められるなど、もう少し見た目的に王国の発展を
感じられるものにすべきだろう。

結局、RPGとしても調合+開拓シミュレーションとしても中途半端でつまらない今作。
他のシリーズも似たようなものだと思うが、せめてどちらかに特化したものを出して欲しいものである。