俺的微妙ゲーその66『イー・アル・カンフー(AC版&FC版)』 | 俺的糞ゲー処刑ブログ

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※このブログは、独断で決めた糞ゲー(クソゲー)を処刑し、良ゲーを褒め称えるゲーマーのためのレビューブログ(たまにゲームと関係ない話あり)である

イーアルカンフー
格闘ゲームの元祖とも言えるこのゲーム、微妙である。

まずはアーケード版だが、16種類の技で11人の敵を倒していくという内容はシンプルで良く、
動きもサクサクで打撃の気持ちよさなどの爽快感があり、非常に面白い。
しかし、16種類も技があるが、使いにくいものも多く、結局は6種類程度しか役に立たないのは非常にもったいない。
また、ジャンプは無駄にジャンプ力があってやりにくく、難易度も3人目辺りから難しくなり、
後半はやたら敵の攻撃が激しく、連続でダメージを受けてあっと言う間に負けになるのは、理不尽さを感じる部分である。

そして、ファミコン版では、やりにくい技が減って7種類になり、ジャンプは多少はやりやすくなって
ジャンプ蹴りなどができるようになり、難易度も下がったものの、動きが遅くなり、ダメージを与えるたびに
動きが止まるなど、完全に別ゲーになっている。
また、ボーナスステージも入るなど、これはこれで面白いとは言えるが、敵がたったの5人に削減されたのは
非常に物足りないものがある。

その後、MSXで続編のイーガー皇帝の逆襲が出るが、つまらない雑魚戦が入って劣化しており、
色々なキャラが使えて二人対戦もできる続編がファミコンで出なかったのは、非常に残念である。
ファミコン版は音楽も人気のあるこのゲーム、ポップンミュージック辺りに出して欲しいものである。