FLOAT | ALL IN 〜テキサスホールデムでBR$20,000への道のり〜

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アメリカでポーカーディーラーを本業、ポーカープレイヤーを副業にしています。

ポーカーはガチでやっているのでHOLD'EM好きな方、興味のある方は気楽に読んでいって下さい゜*。(*´Д`)。*

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FLOATとは後のストリートでポットを奪い取ることを目的とした相手のベットを何も持ってない状態でコールすることを指します。

前回の記事でC-BETを紹介しましたがFLOATはC-BETの弱点です。




例えば9人テーブルでMPがレイズ。

こちらはCOでKスペードQスペードでコールするとします。


フロップは Jスペード 2ダイヤ 6ダイヤ

MPはお決まりのC-BET。

ここでこちらがただのK highでコールする事をfloatと言います。

C-betは相手が何かをフロップしない限りこちらのベットに対してフォールドしてくれるプレイヤーに対して限りなく有効なプレイです。
何故ならトップペアやツーペア、セット、ドローをフロップできる確率はとても低いからです。

しかし相手が何もフロップしなくてもこちらのC-betをコール出来るプレイヤーがいるとしたら厄介な話になります。

何故ならC-betするプレイヤーは大抵は大した手を持っていないからです。

上記の例の場合、相手のC-bet率が高い場合、相手がJやover pairを持っているのは稀です。

まずこちらがKとQを持っているのでKKかQQを持っている可能性が低くなります。

よってこちらは相手はC-bet bluffしていると読んでKQ highでコール出来ます。





floatの目的は後のストリートでポットを奪い取ることです。

上記の例の場合、仮にターンがblank(全く関係のないカード)だとします。

ここで相手がポットを勝ち取る事を諦めてチェック。

そんでこちらがベット。

相手は何も持っていないのでフォールド。

これがfloatの理想図です。


因みに:

*チェック・レイズされたらモンスターを持っているのでフォールド。

*チェック・コールされた場合何かを持っている可能性あり。諦めてリバーはチェックチェックがお勧め。




ターンにダイヤが来たらフラッシュをrepするつもりでフロップをコールする事も出来ます。

仮にターンがJスペード 2ダイヤ 6ダイヤ 9ダイヤ だとします。

もし相手が続けてベットしたらレイズして、チェックされたらベット出来ます。

何故ならこちらの手は限りなくフラッシュに見えるからです。

此の場合、相手が運よくAダイヤ、KダイヤやJダイヤを持っていない限りこちらのaggressionに対応するのはとても難しいです。



最後にfloatする場合、保険としてなんらかのequityを持っていた方が良いです。

上記のフロップの場合、仮に相手が運よくJを持っていてもこちらはtwo oversもっている上、backdoor straight drawsとbackdoor flush drawを持っています。

Oddsを計算してみた所、相手が仮にJを持っていてもこちらはフロップで30%程のequityを持っています。

floatするには十分なequityです。