ナガレコその2
昨日下ゆでしておいたナガレコを使った酒の肴を紹介します。
したゆでしたナガレコから殻をはずす(ワタはつけてまま)アスパラを軽くゆでて、さめたらフライパンにバターをしきアスパラとナガレコを炒め軽く塩を振ります。
もうこれで出来上がり。ビールまたは焼酎と相性バツグンです。
なになに、やっぱりナガレコの世話まではしてくれへんのかって?当り前田のクラッカーでおます。
話が変わって、最近読んだ本のなかではサラリーマンから一度はあきらめたプロの将棋の棋士になった瀬川晶司サンの自伝「泣き虫しょったんの奇跡」が超
ドススメです(講談社)
エグイくらい涙腺を刺激されました。
物事はあきらめた瞬間に終わってしまうこと、怖くても現実から目をそらさずに
その恐怖の先にある現実に立ち向かい挑戦すること。
いやはや、やはり夢を実現した人の話は重かった。
早速 会社で事務をしてくれているK嬢に「この本ごっつうエエデ、読んでみたら
」と無理強いしてしまいました。
K嬢ゴメンネ。
ナガレコ
きのうは残り物のトンカツを揚げてジミばんめしでいくはずのところが当社で働いているS子さんから「ナガレコを1キロ採ったんだけど市場が閉まっているのでよ
かったら買って」とのうれしい電話、でんわ急げ(?)でよっしゃと即決です。
1キロなんと3500円で大小あわせて70個以上もあったんで社員の人達にもおすそわけでした。
ちなみにナガレコとはトコブシともいってアワビではないけどアワビの小さいものとイメージして下さい。
それを家で自分で料理してから飲む酒の進むこと進むこと。
これこそ串本に住むことの醍醐味、てなもんや三度笠(ちょっと古い?)
レシピはナガレコ10から15個で醤油15cc日本酒30cc水100ccと砂糖30g
これでバッチリ一度おためしあれ。
えっ、ナガレコはどうするんやって?そこまでは責任持てまへん。
本日のばんめしは?
相場で苦労しているオイラのさみしいばんめしは残り物の二日前のトンカツで決まり。
それだけだとあまりにミジメなので自社製品のふかひれの姿煮を社員価格で調達
して少しだけリッチにしようかな。
閑話休題。小生は本読みが好きなんですが今まで数千冊読んでいるのになぜか十冊
くらいしか手元にないんだわ、なーぜ?それはね面白いと思った本は全部知り合いとか
友達にあげてしまうクセがあるからなんです。
それでもシブトク手元に残っている本は今まで生きてきたなかで最高にハマッた宮本輝
サンの流転の海シリーズなんです、なんせテルさんはこの小説を書き出してからたぶん
20年くらいたつのにまだ全然完結しないのです。次の本が出たとき前のスジを忘れてしまって
いる可能性が大きいのでそれまでの分を「おとりおき」してキープしてるんです。
今もし死ぬとしたら流転の海の結末が読めなかったのが最大の心残りになるかも。
テルさん早く次の刊・花の回廊を書き上げてください、たのみまっせ!