『フクシマ』 福島第一原発事故。 | 串揚げ屋店長のほぼ まかない???

串揚げ屋店長のほぼ まかない???

串揚げ屋さんで店長をしている、日々の出来事や、趣味の事、仕事の事や、まかない 食べ歩きなどを、書いて行こうと、思っています。
 

未曾有の大震災から一ヶ月が経ちました。行方不明の方が未だ一万四千人以上の方がいる中復興に向かってるんでしょうか?


福島第一原発の事故は、復興にかなりのマイナスになっている事は明らかです。



レベル7とされるチェルノブイリの事故では、10日後、スリーマイルの原発事故でも16時間後には安定した冷却がスタートしましたが、世界的に有名になった、『フクシマ』では、それよりもっと長い時間不安定なまま炉心が放置され、放射線は垂れ流しになっています。



事故後、危険にもかかわらず、協力を申し出た原発先進国のアメリカ。



そのアメリカは米軍基地から無人偵察機を現地に飛ばし、原発80km圏内のアメリカ人に対して、避難を指示。




同様に協力を申し出た原発先進国のフランスは、政府がチャーター機を準備して、フランス国民を帰国させました。



そして日本政府は、




ただちに人体に影響はない


を繰り返す。




東北にいくつかある原発の中、老朽化して運転停止予定が延期された福島第一原発。



前福島県知事が福島第一原発の危険性を訴え、その後すぐに汚職にて失脚、その後原発を推進していた、重鎮国会議員の元秘書で甥が、県知事に…


まあ、その知事も今は原発に裏切られたと発言しているみたいですが、




国会でも自民党、小泉政権時代に福島第一の危険性を訴えた議員さんがいたみたいですが、結果安全と一蹴。



問題の原発はGE社(ゼネラルエレクトリック)製のMarkⅠ、設計者のデールブライアンボー氏は、後継機のMarkⅡの設計時に大きな弱点を発見、社に炉の停止を訴え続けたが聞き入れられず退社。


結果世界に30基が売られた。





そんな事実、過去がありながらの今回の事故、想定外の地震と津波での天災で片付けられる問題なんでしょうか?




それなのに、マスコミ、特にテレビでこんな事実が報道されたのはまだ見たことがありません。



民放にとって、東京電力、原発推進の企業は大手スポンサーで、特上のお客様。



しかも呼ばれている大学の先生は、原発の設計に関わったり、東京電力から億単位の寄付を受けている大学もあり、そんな先生の下を優秀な成績で卒業した人が原発の仕事に就く。





そんな先生も同じように言います。



ただちに人体に影響はないレベル と



普段、辛口正義派のコメンテイター、MCでさえそんな先生の説明の解り難さや、政府に対して批判的な事は言っても、東京電力に対する批判的なコメントは殆ど聞いた事がありません。



事故当時はよくマイクロシーベルトと言われた数値も何時のまにかミリシーベルト、今ではシーベルトも耳にします。



1msv(ミリシーベルト)は、1000μsv(マイクロシーベルト)



1sv(シーベルト)は、1000msv(ミリシーベルト)で1000000μsv(マイクロシーベルト)なんです。



それ以外にも言葉のマジックが、普段は妊婦さんなんかにはお勧めできないctスキャン。



それがctスキャン一回分とか言う表現が使われます。ctスキャンは一回分ですが、テレビで言われてるのは一時間当たりの量なので、例えば三時間屋外にいると一日にctスキャン3回分と言う事です、それが一週間となるとctスキャン21回分、そんなにctスキャンして人体にどんな影響があるのかなんて話してくれる先生はテレビには登場しません。


それにテレビで話されている被爆の量はあくまで外部被爆の話で、体内に入る内部被爆は更に危険で

あり、その事についてもあまり耳にする事はありません。



チェルノブイリの被害を研究した先生や、茨城県東海村のJCO臨海事故の事を調べた先生もいらっしゃるみたいですがそんな方はもちろんテレビ局からはお呼びでないみたいです。



チェルノブイリでも被爆した地域の方が10~20年後にガンで死亡したケースが明らかに多いと言うデータがあったみたいですが、被爆との関係を関連付ける事はできないと、旧ソ連に片付けられ、



東海村でも同様のデータあったみたいですが、近隣の方の多くはなんらかの形で関わってる方が多く大きな声でいえない方も多かったみたいです。




放射線を浴びるという事は確実に10~20年後にガンになる確率は上がり危険を伴う事であるという事は確実なようです。



自身被災者でその確率を上手に表現されているブログがこちら



浜の小魚さん   東日本大震災と原発事故③



一部、青少年にはお勧めできない表現がありますが…(-。-;)




原発を推進する経済産業庁、その原発をチェックする原子力安全保安院は外局とは言え同じ経済産業庁。



今日チェルノブイリと同じレベル7に引き上げられたのに、保安院はチェルノブイリの10分の1の被害で少ないと言う様な事を訴えます。



原子力の燃料の量ははチェルノブイリよりも遥かに上回り、過去のそれは1基だけの事故でしたが、今回は複数台が問題を抱えたまま…


政府も東電も、保安院も、国民の生命の安全を第一にみたいな気持は伝わらずに、自分達の保身の為だけのセリフを繰り返すのでこちらには伝わりません。




この国に生まれてきて今回の原発事故の政府の言葉、マスコミの報道に対しては初めて恐怖を感じました。




政府の言う、ただちに人体に影響のないレベルと言う言葉には必ずこの言葉がついているんです。





10~20年後の事は解りませんし、責任も持てませんが、ただちに人体に影響のないレベル。と



それではパー串串かつ