


さて、オーディオという趣味はお金がかかるものです。
もちろん、手間と工夫で節約することはできるけれど、それでもある程度はやっぱりかかる。
そんな世間一般のレッテルを全力で覆そうとしているのが、このスタタボさん。
とりあえず、機材構成はこんな感じ。
■CDプレーヤー(ユニバーサルプレーヤー)(写真上)
ヤマハ DVD-S657
■MDデッキ(写真下)
パイオニア MJ-D5

■レコードプレーヤー
Lo-D製のとケンウッド製の2つ。どちらも型番失念(大汗)。
■カセットデッキ(その1)
ナカミチ CR-70

■カセットデッキ(その2)
ナカミチ 582

■AM-Mチューナー
マランツ モデル112

■プリメインアンプ
harman/kardon PM660

■スピーカー
オンキヨー scepter10 とゆかいな仲間たち


オーディオラックにきっちりと並べられた機材たちは、ヤフオク等をマメにチェックして格安で仕入れているそうだ。
Lo-Dのレコードプレーヤーに至っては、完動の状態でなんと1円で落札したらしい!
Scepter10以外のスピーカーも同様で、格安での導入か自作(エンクロージャーの板材はショップやメーカーのキットを使うことが多いそうだ)。
ここまでローコストで高CPなオーディオは見たことがない。
価格もさることながら、来訪者側としては所狭しと並べられているスピーカーの音質の違いが気になるところだが、スタタボさんご自身もそれは十分お分かりなっていて、スピーカー切り替えによる音の違いを存分に楽しませていただいた。

スピーカー自作経験のある方なら何を今さらって話だけれど、エンクロージャーの方式や容積でここまで音が変わるとは!この容積でこんな低音が出るなんて!!
この変化に比べたら、ユニットの径の大きさや構造など微々たる差といってもいいくらい。本当に勉強になった。
また、当たり前だけれど各スピーカーには向き/不向きがある。
scepter10のゆとりある鳴りっぷりはさすがにこの部屋のほかのスピーカーでは真似できないが、それでもscepter10にも出せないような音をほかのスピーカーが簡単に出したり。何度も切り替えているとどの音が正解なのか分からなくなるのが怖いし面白い。
scepter10を除く総合評価でいうと、scepter10に載っている3本のうち真ん中のが群を抜いていたように感じた。
同じユニットを使用した自作SPは一昨年の9月にワッチ邸でも聴かせていただいたが、これをワッチさんがお聴きになったらどんな感想を持たれるだろうか。
カセットデッキやチューナーを使用されているのも今となっては珍しく、自分のような若造はCD世代だったので、カセットやラジオ放送にここまでポテンシャルがあるのを知れたのもいい勉強になった。
スーパーメタルマスターなんてテープ、初めて見たよ(笑)。

オーディオは、残念ながら、お金をつぎ込まないと到達できない領域というのは絶対ある。
でも、オーディオマニアの全員がそんなことできるわけではない(自分だってそう)。もっとこのようなローコストな楽しみ方が広がってもいいはず・・・。
楽しそうに、もう本当に楽しそうにご自分のシステムをご説明されるスタタボさんとその音を見聞きすると、たぶん誰でもそう考えるはずだ。
あ、でも、恵まれている側面もあり、実は周りに建物がない(家が一軒だけあるが普段は空き家)!
これにより、図らずとも究極の電源対策「マイ柱上トランス」に近い形が実現できている!!!
家がないということは、ご家族さえいなければ今日みたく爆音出し放題。
防音もする必要ないから窓・ドア解放。それにより6畳間なのに音のこもりが全くない。
今日に限って言えば気候・天候ともに申し分なく、試聴中も近くの森林から流れ込んだ風が絶えず気持ちよく顔を撫でていく・・・。
あれ??スタタボさんのシステムってなんて贅沢な・・・・・・(笑)。
今回はありがとうございました。
これからもローコスト道をぜひ牽引なさってください!
機会がありましたら、こちらにもぜひおいでください。