記念すべき令和初日の2019年5月1日(水)は、立川のゲームセンター「WILL」に行ってきた。
うりゃさん、お付き合いありがとうございました。
https://twitter.com/gamecenter_will
ここ数年はものすごい勢いで各地のゲーセンが閉店しているが、そんな逆境に逆らうかのように今年の2月にオープン。
オープンの方法も今風というか、クラウドファンディングで資金を募った。
また、既存のほかのゲーセンと「店舗共有」という形で経営しているのだそう。
こうした柔軟な手法や発想は素晴らしい。
で、上記のクラウドファンディングは自分もわずかながらお布施をしたので、この10連休を利用して(って言うほど遠方ではないが・・・)お邪魔してみた。
以後、箇条書き
■立地場所
正直微妙。
立川駅と国立駅の中間くらい(やや立川寄り)にある。立川駅からだと徒歩20分くらいかな？
南西に南武線の西国立駅というのもあり、そこからだと徒歩10分くらい。ただし、当駅は快速が停まらない。
■店内
快適。
適度な音量と狭さを感じさせない空間で居心地はかなりいい。
無料Wi-Fiやコミュニケーションノートも完備している。
■筐体設備
ヘッドフォン対応の改造やビデオ録画用の機材等、かなり揃えてくれている。
ダンスダンスレボリューションなどの身体を激しく動かすゲームは扇風機まで設置されている気配りは素晴らしかった。
■筐体メンテナンス
正直微妙。
この日は4つのゲームを遊んだが、いずれも気になる点があった。
・テトリスTAP
蛍光灯が映り込んで目が痛い(ちょうど、画面下部のブロックが積みあがっているあたり)。
上級者になると、画面上部のネクストブロックをわざわざ見ずに、視界の上部に映った色でネクストブロックの形状を判断するので、常に画面下部を見続けることになり、余計目が痛い。
・怒首領蜂
音が全く出ていない(イヤフォン端子は改造でつけてくれているが・・・)。
・虫姫さま
ブラウン管の水平振幅が大き過ぎて、画面上部がわずかに切れている(ただ、プレイへの実質的な支障はない)。
・ストリートファイターIII 3rd
1P側のコンパネのネジが一部外れていて、超必殺技とかでレバーをぐりぐり動かすとコンパネがバコバコ外れそうになる。
レバーも、コンディション万全とは言えなかったが、これは消耗品なのである程度は仕方ない。
ただ、上に挙げた4点は時間や使い込みで変わるものではないので、もう少しまめにチェックしてもらえればと思う。
もっとも、コミュニケーションノートのほかにメンテナンスノートもあるようで、お客からの要望は広く受け付けてくれている模様。
虫姫様以外の3点は書いておいたので、近日中に対応してくれるといいなぁ
(あのノート、お客が書き込んでもいいんだよね・・・？)。
■ラインナップ
・シューティングのラインナップ(5/1現在)
怒首領蜂
ケツイ
虫姫さま
雷電IV(NESiCA版)
Crimzon Clover
上述の通りNESiCA筐体があったので、NESiCA作品のシューティングはほかにもあったかも。
雷電IVは遅延が酷いのでやらずじまいだったが、それは元祖Type X版だった。
NESiCA版は改善されていたかもしれない、やってみればよかった。
・シューティング以外
テトリスTAPとかいろいろ。
音ゲーがかなり充実していて、店舗の半分以上を占めている。
基本的に1プレイ100円だが、テトリスTAPや上海 万里の長城とかは100円2プレイ。ありがてぇ。
■食事
意外なくらいに周りに食堂がない。特に、国立方面は絶望的と思われる。
立川方面に少し歩いて、地図の赤★印と青★印に辛うじて飲食店を発見。
今回は赤★のラーメン屋に入ったが、令和時代なのに昭和のような食堂だった。
こうした雰囲気、個人的には嫌いじゃないが、女性を連れていたら絶対に青★に行ったほうがいい・・・。
コンビニは3件くらい隣にあるが(セブンイレブン)、イートインスペースはない。
■店長さん
安物のお菓子を差し入れるついでに少しだけ話したが、とても気持ちの良い方だった。
ほかのお客さんとも積極的に話して交流を深めているようだった。
-------
簡単に書くとこんな感じ。
まだまだ経営は模索中とは思うが、ご自身の生活の安定も顧みずこのご時世にゲーセンを開いた行動力と決断には、改めて感謝と敬意をお送りしたい。
自宅からだと片道2時間くらいかかるのでおいそれとは行けないが、また機会があればお邪魔してみたい。
これからもがんばってください！！