くさまです。

 

横浜市の縦割り行政で政策的なエアポケットになっていた茅ヶ崎城址公園ですが、地元、茅ヶ崎東町内会や連合町内会長さんにご理解・ご協力を頂き、この度、公園ができてから10年目で愛護会を結成することができました。

 

今日は、その第1回目の取組として、地元の皆さん中心に城の草刈りを行いました。

 

第1回目の活動は8人。

 

愛護会会長の岸さんは造園業。プロの指導で剪定します。

 

愛護会の機材もないので、会長の会社のものをお借りしました。

 

落ち葉・草だらけの空堀。

 

堀の通路がだいぶきれいになりました。

 

茅ヶ崎城址公園は横浜市で唯一の城址公園です。中世の城郭跡がそのまま残る歴史的にも貴重な財産ですが、僕が議員に当選してからずっと周辺の皆さんから「草がぼうぼうでひどい」「竹藪の管理が全然なっていない」「薄気味悪い」「どうなっているんだ!」などの苦情が絶えませんでした。

 

土木事務所管理でもなく、都筑中央公園のように指定管理でもなく、環境創造局北部公園事務所がなけなしの年間350万円で年2回の草刈りをするのがやっとでしたから、それは荒れます。今回、初めて草刈りを僕自身もやりましたが、残っている堆積物などを見てみると、場所によっては何年も手が入っていない様子がよくわかりました。業者が年2回、予算限られた中「仕事」でやるのですから、そりゃそうだとも思います。

 

今回、愛護会は地元の皆さん中心に組織していただきました。「早く草を刈ってくれ」と言っていた皆さんが主たるメンバーです。

 

最初は諸調整のために僕が事務局長になって、先陣切って草刈りをしましょうということで、地元の皆さんも、地元じゃなく、しかも議員の僕も草刈りするんだったら仕方ないという雰囲気もあってやっていただいたのもあるかと思いますが、正直、地元じゃない僕も城の草刈りを歴史を感じながら楽しめたので、小さいころから慣れ親しんだ皆さんからしてみれば、思った以上に感慨深かったのではないでしょうか。地域の財産を自分たちで守る。素晴らしことだと思います。

 

今日は8人、皆さんそんなに若い方ではありませんが、経験からか僕の方がバテテしまいました。この8人が10人となり、20人となり、地元のお城を愛する輪が広がっていくことを心から願っています。

 

とにかく始まったばかりですので、皆さんどうぞよろしくお願いします。