くさまです。


公費海外視察告知第2回目は、ドイツ・フランクフルトです。


都筑のくまのルーキー日記


フランクフルトは人口68万人ですが、近郊を含む都市地域の人口は229万人で、ヨーロッパ第3位、世界11位のフランクフルト国際空港を持つ、ハブ都市です。


今回の日程は、まず、フランクフルト市議会で、横浜市会にも来ていただいた女性議長のヴァイラント議長とお会いし意見交換をしたのち、フランクフルト市住宅供給公社のユンカー社長から、フランクフルトが推進しているプラス・エネルギーハウスという省エネ・スマート住宅と、パッシブハウスの説明を受け、名誉副市長のエウヘウオ氏と夕食を食べます。


また、フランクフルト・横浜市民ネットワーク主催のリンゴの木植樹式にも参加させていただき、視察団を代表し、佐藤前議長から横浜市を代表して挨拶をさせていただきます。


横浜市は、1997年にフランクフルト市内に代表事務所を設置以降、フランクフルト市とさまざまな分野で交流を深めてきていましたが、2010年9月、ペトラ・ロート市長が横浜を訪問し、「都市間関係強化に向けた覚書」に調印。パートナー都市提携を結びました


■横浜市フランクフルト事務所facebookページ

https://www.facebook.com/pages/The-City-of-Yokohama-Frankfurt-Representative-Office/224889604227065


都筑のくまのルーキー日記

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提携後は、フランクフルトで横浜ビジネスセミナーを開催したり、ヨーロッパの産業見本市でスマートシティ分野での共同出展を行ったり、フランクフルト放送交響楽団が横浜に来たり、行政の中でも、そこそこ提携は進んでいますが


特筆すべきは、市民レベルと学生レベルの交流で


特に、前回ブログで書いた「横浜の高校生を海外に出す! 」という課題で言えば、横浜の高校生がフランクフルトに提携後現在まで5名すでに留学しています。し


提携後の2013年1月には、両都市の青年会議所OBを中心に、横浜フランクフルト友好委員会が設立されました。


今回参加させていただく植樹祭も、これから毎年両都市交代で開催するくらい、地域・地元企業を巻き込んだ市民レベルの交流も果たされています。


僕の地元で言えば、都筑区には国内唯一のドイツ学園もあり、しかもフランクフルト出身者は多いので、このフランクフルトとの交流は、行政レベル以上に、市民レベルでの交流がおおく期待されると考えています。


多くの自治体で海外の都市間との市民交流はされていますが、行政と市民間の交流がバラバラであったり、行政・市民、どちらかの交流が機能していない事例も多々あります。


フランクフルトとの提携交流は、まだ実は始まって2年ですが、それまでのフランクフルト事務所の地道な活動の成果なのか、都市間交流の中では、かなり積極的な交流が実現しています。それにあわせて、企業の進出も活発になっています。


このフランクフルトの交流に先立ち、提携を実現した2か月後の2011年11月には、市会の議員団がフランクフルトを訪れ、サッカー交流を行いました。


そして、メディアではそれが大きく批判されました。


■はまれぽ調査結果

『18名もの大人数で公費を使い海外視察に行きます。プログラムには、サッカーの親善試合も内容に含まれており、まさに外遊と言わざるを得ません!』

http://hamarepo.com/story.php?story_id=590


僕は行けませんでしたが、新聞を読んだ実家の父親からも「お前はいかないだろうな?!」とわざわざ電話がかかってきました。


僕は今回、このサッカー交流の意義を、しっかり検証して来ようと思います。


ブログにも書きましたが、国によっては、サッカーがこよなく愛されている場合があり、ドイツのフランクフルトはまさにそのケースだと思います。


■議員サッカーと海外交流

http://ameblo.jp/kusamatsuyoshi/entry-11539006113.html


先日、日本人初のブンデスリーガーであり、横浜FCの奥寺さんともこのことについて話しましたが、何も僕より年上の議員の人たちが、趣味でサッカーを、しかも本場のドイツの人たちと楽しもうとは思っていませんでした。


現に、出発前、先輩議員の皆さんは、けがを本当に心配していましたし、しかもマスコミに大批判されて、別に批判されるならやらなくてもいいだろうにと、他人事に僕は感じていましたし、現にマスコミに批判されてから辞退した会派もありました。


フランクフルトも日本もどっちもおじさんのサッカーですから、見た目も相当悪かったと思いますが、僕が感じたのは、昨年フランクフルトの皆さんが来日されてきたときのこと、サッカーで交流した議員の皆さんは、フランクフルトの議員と肩を抱き合うように交流していました。


別におじさん同士が仲良くなることはどうでもよくて、仲良くなった後、「横浜となら〇○を進めよう!」と、フランクフルトの政策決定者たちが判断してくれるようになるのが、何よりも重要です。


僕も、まさかと思いましたが、アフリカ開発会議の時のサッカー交流もそうだったのですが、サッカー、本当にバカにできません。中年が体を張る意義はあると思います。批判されるように、サッカーをやること自体が主眼ではないということです。


その国にあわせて、柔道でも、華道でも、卓球でも、茶道でも、フラでも、議員だからって何でもスムーズに話が進むわけがないのですから、必要に応じてやるべきです。というか、皆さんの税金で行くなら、本当に、何でもやるくらいの覚悟で行くべきです。


今回も、交流発展の為なら、アメフトでも柔道でもカラオケでも、何でも飛び入り参加してきます。そして、机上では、しっかり意見交換させていただきたいと思います。


スペインについてはコチラのブログで↓

http://ameblo.jp/kusamatsuyoshi/entry-11661726273.html