悲しいです。
63を維持することも無く史上最安値62へ突っ込んでいきました。
前回介入のあった時よりさらなる地獄落ちです。
それの示唆することは「円はこれからもっと安くなる、今年来年戻ったとしてもここを越えていく」です。
国のリーダーが間違えばこうなる。
「ジンバブエになる、と、国民の生活のことを考え行動せずに金を買いまくっていた=財務省OBの姿」
って話ありましたね。
先輩トルコリラ(何が何でも利上げしない、で通貨安が昂進した)の行方はこう。
日本もなにがなんでも利上げしない、です。
今トルコリラの2018年時代と同じでしょうか。
新NISAで海外株買ったでしょ?いいじゃないハイパー円安で
っていう開き直りも政府や財務省からいずれ出てくるかと思います。
コラム:ルビコン川渡った日銀、追加利上げで支払う巨額利息=熊野英生氏 | ロイター (reuters.com)
[東京 20日] - 日銀は、次の利上げをいつ実施するのだろうか。筆者(熊野さん)は、7月末の金融政策決定会合で、政策金利を0.25%に引き上げる可能性は高いとみている。
だが本稿はそのことを詳しく検討しようというものではない。それとは別に、追加利上げをすると、日銀が巨額の利息を当座預金の超過準備に対して支払わなくてはならなくなるという点を検証したい。この利息は、主に銀行収益をかさ上げすることになるが、その金額は多くの人が考えるよりもはるかに大きい。つまり銀行収益を極めて大きく押し上げて、金融仲介機能にも多大な恩恵を与えるのだ。この論点も後ほど考えてみたい。
<国債買入減額幅が「相応の規模」になる意味>
まず、この問題が日銀の長期国債の買入減額と深く関係していることを明らかにしておく。
6月14日の植田和男総裁の記者会見では、7月末の会合で具体的な長期国債買い入れの減額幅を決めるとした。そして、その減額幅が「相応の規模」だと表現した。ニュアンスは、思っているよりも大きいですよ、という感じだろう。
熊野さんのお話は、なるほどそうなんだっていう内容がこの後に延々続いていますから、読んでみてください。
熊野さんはまともな方だし、海外勢もまともです。
海外勢はハイパー円安は今がピークと言っています。
円金利を0.25%でも上げるのを、大統領選敗戦色が見えるバイデン政権が許すでしょうか。
世界にバブルマネーを供給しているのが日本です。
大統領選の年の5月の株価が前年5月より安かったら大統領は再選されないという過去データ
それに基づき円キャリートレードや新NISA立ち上げでアメリカ株を買い支え、一生懸命株上げに協力しました。
今年は去年より圧倒的に株価が高いのに敗戦したら、ないことが起きるということですが、なんか、そういう気配があります。
国民のことよりアメリカの言う事だけ聞く
民主党の時70円台まで行きましたが、その時の記事に「このままじゃ日本の輸出企業が持たない、なぜ円高是正をしない(昔のことで正確にかけない・おおむねこんなところ)」と問うたところ、「アメリカから許可が出ない」という返答だったと読みました。
民主党が悪かったと書かれることが多いですが、日本がサンフランシスコ講和条約後も延々とオキュパイドジャパン状況を抜けていないです。
今の状況も「アメリカから付利の許可が出ない」だろうと思っています。
と、陰謀説を延々書きましたが、ふと、イエレンさんが「円安を止めたいなら(介入じゃなくて)金利を上げればいいだけ」って言っていたのを思い出しました。
政府方針そのものなのかもしれないです。
日銀が政策金利を0.5%にすると、今のジャブジャブ世界のマネー供給が立ち行かなくなるんだそうで、なぜなのか理屈は知らないので聞いた通りに書きますが、バブルは維持できないそうです。
新聞画像追記
5月のデータでこうなんですが6月はもっと惨いです。
このように底抜けすれば、自動的に青天井の逆、地獄蓋からの転落です。
つまらないことですが、円の実力がてっぺん近くの時に、パリのオテルリッツに泊まったんだ、次の波のてっぺん位で、明日から休みと分かったその日に航空機の予約とホテル予約を入れて(リーディングホテルオブザワールドに電話すると、ハワイでは「前日(日本では終わっている日付)」になる現地のホテルでも予約が取れる・なので航空機ががついたらすぐホテルの部屋にアーリーチェックインできる)ハワイのワイキキオンザビーチホテルに泊まっていたんだと分かりました。
これからはあり得ないと思います。