今日から日経平均はアゲアゲでしょうか、単に売りポジの処分でしょうか。
円は安くなってしまい「賃上げ効果がなくなる」という157円を突破中です。
日銀さんの今日の発表を聞き、ゼロ付近金利を続ける確認ができたことで、ジャブジャブマネーの増幅が繰り返され世界のバブルが維持されますので、ファンドは大喜びだと思います。
短く言うと「何もしません、考えてはいますが、するのゆっくりで1.2年段階踏むわ」っていう発表でした。
市場の皆さんの意向を聞いて彼らが損しない方法をすすむようです。
国民は預金から払われるはずの利息を払ってもらえず、しかもGDP順位が転落するほどのハイパー円安ですが、「正常化」をすすめると投機が終わらねばならないため、バイデン政権圧力がさせないだろうと思っています。
彼を支える唯一の武器が資産のある階級の資産膨張です。
「企業(金融ファンド)とは、借金をして儲けを数倍に増やしていくもの
その借金は日本円でする
ドルにもっていくだけで金利差で5%利息が付く
追記…長期金利で考えると3.3%程度の差
借金でレバレッジがかかって数10%の儲けが寝ているだけで出る」
そういう世界です。
円安の底抜け以来、日本人だけマネーのトルコ化・貧困化は進みますが、とりあえず今日から老人を皮切りに、給付金(減税とか言っているけれど、税を払えない人のほうがたくさんもらえるので結局給付)が来るので、みんな楽しみです。
インフレは加速します。
カネをまくということは、いずれその金が富を持つ人のところに集中流入し回収されるということです。
日本の場合、個人も企業も外国資産買いを行いますから、日本に富は蓄積しません。
海外のファンド勢は「日本株を中国人が買っている、上がりそう」だから乗ってみて、買った以上よく調べるようになり「日本株を日本人は買わない、円は上がらないどころか下がっていく(売り逃げするとき、買った時より円高なら儲けは増える)」と分かってやめた、が一連の流れだろうと想像しています。
日本が一番しつこくインフレするんじゃないかという予想を出している人もいるし(円の都合)デフレ慣れしているからそうならないと予測している人もいます。
いずれにせよ賃金インフレ元年です。
なので株だけ下がるというのはおかしな話です。
今朝の「評価損益」を見てげんなりしていました。
「株をしなければ、このマイナスなかったんだな・・・」
(退場する人にあるパターン)
アメリカ株が無かったら本当にひどすぎる。
(アメリカ株でもほぼもうかってない・円安で儲かっている)
後場になって、激しい評価損が多少なんとかなってきたのでほっとしました。
現物が、上がったところで売って逃げている感は、しています。
4月の自分の記事を読み「下がったから買った」って意気揚々と書いているなあって思いました。
確かに買った時、その株のチャートはどん底です。
しかし、4月のにゃんこにゃーよ、その後10年安値まで底割れしていくんだよ?
それで損切で年初比相当マイナスよ・・・。
残念でしたにゃ。
株価なんて予想できません。
2010年代に「日本株の個別株は難しすぎる」と指数だけに絞って利益を上げてきた専業さんの話を読みました。
逆に、デイで成功してきた方は、どっちかっていうと、個別株専門だと思います。
ましてやインサイダー情報の入ってきやすい業種の方は個別一択でしょう。
でも一般人投資の場合、資産運用に限れば(優待が欲しいとか、配当で生きていくとかじゃない場合)上がる株下がる株当たり外れありすぎるので、オルカンのような指数がいいのだなという気がします。
素人さんに、オルカンやS&P500を勧めるのはあっていると思います。
オルカンは1月初日にNISAのような小額程度でも、全力投入していた場合50万を超える利益になっているはずです。
日本庶民レベルで「50万」って大きいと思います。
下がるなら売ってしまえばいいし、イデコと違い引き出せないわけでもないのだから、間違っていない方法だなって思います。