何もかもの全部上げ
本来こっちが上がればこっちは下がる逆相関銘柄まで全部上げ
金利が高止まりするという情報でナスダックや長期国債の価値が上がるとか変でしょ。
最近1日で勝負の投機相場になってるアメリカ市場なんだそうです、投機が「売り」ポジを発表前に「瞬間」持っていたのが、処分されたというだけの1日です。
日本も今日から全部あげでしょうか。
日銀マター「売り」ポジを大量に持っていれば、日銀さん会合が終わった途端に決済され爆上げかもしれませんし、そうじゃないかもしれません。
偏差値50以下投資家には手出し無用相場です。
バブルの最後は1位の銘柄に資金は集中するとのことで、日本は1位ではないので資金が来ることはもうないんだろうなって思っています、勘違いだとは思いますが。
日経平均自体は2月半ばのときくらいまで「1株当たり利益EPS」が上がってきています。
だから日経平均株価が順調に上がってもよさげなのに、信用買い残が「上昇期待」で大きく増え、信用売り残は減って「需給が悪い」状況です。
金曜日トピックスが日足で陰線だった場合、利確を早くしなさい、の開始です。
ところが日経平均はそうじゃないという、半端な日本株の位置になっています。
株価が個別に上がっているのにはファンドや証券会社が入っているんでしょう。
(ドル建て日経平均はヨコヨコです・高値は2021年)
毎日下がるにゃんこにゃー個別銘柄で、いよいよ利回り7.8%を超え8%が見えてきたものや、5.5%で上下動しているものや、配当優待利回りが過去最高まで上がってきたもの、それでも毎日売られるっていうのをみて、株オタク以外の個人投資家のいない市場を見ているんだなって気がしています。
「もう下がらないんじゃないかと新規に買って、下がって損切り」
を2か月間繰り返しましたから確定損も相当積み上がりました。
とにかく個人が持っている系の銘柄にはほとんど意味不明な売りが来ています。
信用買いをターゲットにしているのは分かりますが、限度っていうものがあるでしょ。
売れる理由は「いずれする日銀利上げ」なんだろうけれど、利上げは全ての会社に効いてくるはずなので、特定の銘柄だけとことんたたくのは意味不明です。
とにかく今日本株に「買い」で入ってくれているファンドはいないどころか、売りなら個人をひねり倒せる、って思っているのが見え見えです。
日本株に投資する主要な投資信託では、
「野村NEXT・FUNDS日経225連動型上場投信」から20億7000万ドルの資金が流出。
「野村NEXT・FUNDS・TOPIX連動型上場投信」は12億8000万ドル、
「iシェアーズMSCIジャパンETF」は6億9900万ドルの流出となった。
日経平均は3月に過去最高値を更新したが、その後は水準を切り下げてボックス圏内で推移している。これまでの長期的な相場上昇により、バリュエーションは割高感が強まっている。
MSCIジャパン指数採用銘柄の業績見通しに基づく株価収益率(PER)は15.4倍と、10年平均の14.1倍やMSCIアジア太平洋指数の14.03倍を上回っている。
ポラリス・キャピタル・マネジメントのシニア投資アナリスト、ケニース・キム氏は、アジア全体で持ち高調整の動きが見られると指摘、2023年に見られた日本への力強い資金流入は減退したと話した。
リッパーによると、インド株ファンドには5月に24億1000万ドルの資金が流入、年初来では246億5000万ドルが流入した。
中国株ファンドは5月に11億ドルが流入、年初来では468億8000万ドルの流入となった。
うーん終わっているにゃ。
しかも日本個人投資家も3月に売り逃げだからにゃ。
アメリカ株たった数十万円分が爆上げして、何百万の日本株の値下がりによる大きい損失を緩やかな下落程度にしています。
いずれにせよ毎日5万10万と評価額が減っている現実です。
異常事態の開始だと思って見てます。
こういう年ってなかったです。
この先、10%銘柄以外には薔薇色じゃないという気はします。
これも勉強です。
私はバブルの終わりに株がどう動くのか、見たことがないです。