NYマンハッタンの家賃、前年同月比で下落 Airbnbなど民泊への規制強化も影響か (newspicks.com)
アメリカの物価上昇率CPIに大きく組み込まれている「家賃」です。
今回のCPI発表で「値上がり」と出ていた家賃ですが、民泊をニューヨークで規制したところ家賃が下がったんだそうです。
8月の記事には借り手の限界(の家賃)と書かれていました。
現在高値から-3%くらいだとのこと。
他の地方についても、個人による報道で、やはり3%くらい下がったって言っていました。
上がり続けているところもありますから、何とも言えませんが。
今回のFOMC前にCPI上昇が鈍化したにせよ、パウエルさんが利下げ質問に正直に答えていたのは、疑問だったと読みました。
インフレと戦っている最中に、利下げだなんて言ったら、株価は上昇し景気は再過熱し、インフレは叩きのめせないです。
家賃がCPIに反映するのに、1年かかるんだそうです。
(ニュースで人がしゃべっているのを聞いただけで検証していません。)
パウエルさんは、すでに家賃が下がっていると知り、来年どこかの時点でインフレ率が落ちてくるから言ったのでは、と報道されていました。
さて、去年末、私は報道の
「利下げが2023年ある」を信じていて、それなら逆イールドが順イールドに向かうからリセッションだ、なので今年の株価は全然期待できない、という記事を書いていました。
ところが今年は、バブルそのもの。
大量にあったカラ売りが締め上げられ続けた1年です。
金曜引けに向かって分足で株価が上がり続ける、今まで見たことのない1日の値動きの連続した半年でした。
S&P500の買いポジ-売りポジの棒グラフです。
5月の連休明け時期の大量の売りポジはそうとう焼かれて消滅したわけです。
でも今も「下がるんじゃないのこれだけ高ければの売りポジ」もあります。
年末ですね。
来年の予想はしないで過ごします。
去年の予想は大外れで、おかげで小型なりにホッとした年末を迎えています。
今日明日は日銀さんで盛り上がりますが、結果「何もしない・現状維持」なので円が超円安の146円にならないことを祈っています。
円安程度まで戻れるかは、結局投機の皆さんが「円を売ればついてくるのか、ドルを売ればついてくるのか」という力学でできているということなので、ぜひ、超円安から、円安まで戻る力学が働いてほしいです。
2018年から、貯金をやめて、投信にした方の体験報告記事を読みました。
何本も投信を積み立てていましたが「全部オールカントリー型(日本株も5~10%程度入っているタイプなのでは・eMAXIS Slim は6~8%と公表されています)」(何本やっていてもオールカントリーで運用会社が違うだけ)だったのに驚きました。
1番伸びた投信は5年で50%増えていました。
すごいですね。
私も全額オルカンに突っ込んでおけばよかったと今になっては思います。
新NISAにより、日経は若干支えられます。
ですが、オールカントリーだとのこりの9割の金額で新NISAキャピタルフライトを起こすので、どうなんでしょう。