リアタイしない勢の私ですが、さすがに今日の最終グループは張り付いて見てました。
とんでもない試合でしたね。
This is quite possibly the most incredible group of six free skates I've ever seenhttps://t.co/NXWqOqHdJL #全日本フィギュア
— Jackie Wong (@rockerskating) December 23, 2023
Jackieもこのように言うくらい、そりゃあもう、とんでもなかったですわ。
さて、SPの・・・PCSの話から行きますか。
かずき 41.52
そうた 41.39
しゅん 41.38
かお 41.69
ほぼ横並び・・・ただし、ジャッジ毎で見るとだいぶ幅がありました。そうたに関して、私と同意見だったのはJ2ですね。かおのGPF SPの43.19は「どっかいった」状態か・・・
次に、そうたの全日本SPのPCS。
2021→2022→2023
41.65→41.81→41.39
う~ん???
もう一つ気になったのが、全日本SPのSK。
2021 そうたSS4位
(上にいたのは北京に出た3人)
2022 そうたSK3位
(上にいたのはしょうまゆうま)
2023 SP SK
しょうま>ゆうま>かずき・そうた・かお
SP SKが、かずき・かおに追いつかれちゃってるという。
かずきは、苦手分野に突撃することで、SKの進歩アピールに成功したってことだと思います。かおは、StSq4取得率が上がってきてるのが関係してるかもしれません。
そうたは、3項目のうちPRを最高でつけられ、PR単独3位という、レアめな展開になりました。SKが出ないのは、正直・・・プログラムの性質的な問題がしますね。
・・・だが、しかし。
カメレオン、絶対に、このタイミングでやるべきプロだったと思います。Yesterdayと同じようなのばかりやってると、ジャッジが飽きてきてPCS出なくなるからです。
・・・って、青字は、私がそう思ってるだけですが^q^
いちスケヲタとして、私がどういう演技を見たかったかと言うと・・・
げんさんで披露したバージョンから多くを変えずに、そのままクオリティアップしたもの
だったかなぁ。
夏の記事↓で書いたように、
「足曲げイーグル見せきった後突然前向いて3Aバーン決める」を、結局一番見たかったのかもしれない^q^
ただ、これは競技ですから。SPが90に乗らない試合が続いたなら、ジャンプの成功率を取る方向へシフトするのは、正しい判断です。・・・って、3Axになってないやん!!!
比較動画作ってみたら、軌道がガッツリ変わって、4S離氷の時点で3秒くらい巻いてました。そっからStSq中盤までず~~~っと巻きで進行。そりゃ3Axにならんわ、っていう。
まあ、ね。
きちんと詰めていけば、PCSもう一段(43とか)狙えるプロだったと思うんで。SKが出ず、COPRもそこまで出ず・・・という展開になったのは、ちょっと心残りですね。
で、FS。
TES 107.04
びっくりですわ。旧TES PBの100.87・・・正直、構成を上げずにこれを大きく超えるのって、無理だろうと思ってたんです。
一体何が起きたんだ?・・・ということで、去年作った表を引っ張り出してきました。
要素の順番が違うのはユルシテ。まあGPFは、3Aqxと3Lz!x、StSq3ではあったんですよね。
この記事↓もご参照いただきたいんですが・・・
エレメンツごとのGOE PBが出たのは、3F2Aだけっぽいんですよ。他は、自己記録で5位以内に入るくらいのを揃えた感じ・・・積み上げの大切さ、ってことですね。
今季ISU公認大会だと、マリニンがTES121、アダムがTES115取っている。今回ゆうまは、2クワド2アクセルでTES105まで行っている。・・・みたいなことをどうとらえるか。
・・・つっても、TES(BV)って、上げたくてもすぐ上げられるもんじゃないと思うんで。4F投入する?1.1倍で4TEu3S入れる??
今の構成で107まで行けると分かったのは、まあ大きかったですよ。次に何を目指すかは・・・本人と先生が決めることです。
今季ここまで、「3クワド2アクセルをまとめる」の2回目が出てなかったのが、最大のネックだったと思います。しゅんかおは、「3クワド2アクセルをまとめた」実績を、ちょいちょい積んでってましたからね。
なんとな~くFSに弱いイメージがついていたそうたが、かずきそうたしゅんかおの中で、FS190↑(参考記録)一番乗りしたというのは、驚きをもって受け止められたかもしれません。
次に、ChSq。
今まで思ってたけど書かなかったことを、放出していきましょう。
まず、7月の初見時、
昨季と同じ構成で行くなら、5本目が一番危ないって分かってるのに、5本目の直後にChSqを開始する構成、大丈夫なんだろうか?
・・・って、思いました。
そして、この記事↓で書いた件
DOIとげんさんでは、ChSqの前半、ジャッジから見て左奥でターンが2つ入ってたのに、オータム以降なくなったんです。イーグルより前が、ほぼ何もやってないみたいになって、スケカナでも中国杯でもGOE渋。3Axが予定通り入らなかったのも、悪さをしてたかもしれません。
そして、今日。
3Axが、今季初めて予定通りで入り、イーグルの前にイナバウアーが足されました。GOE+1.50でした。ジャッジが昨季のラフを忘れかけてるであろうタイミングでこの変更は、ナイス判断だったと思います。
さて、次の話題。だんだん楽しくなくなっていきますよ。
12月13日に↓読んだ時、「んっ?」って。
ワールド半分あきらめてる気がしたんですよ。
「今季ワールド代表になりたい」って、そうたが最後に言ったの、いつだったっけ?本人がそう思ってる前提で、イス取りゲームの勝算は・・・みたいなことばっか考えてたんですけど。
「全日本表彰台≠ワールド代表」ですからね。
ま、目標を変えたら変えたで、「あ、そう」としか思わないんだけど^q^
↑を読んでの↓は、
なんだかずいぶん落ち着いてらっしゃって、お、おぅ……となってしまった。
— 緑の草人 (@kusabito0110) December 13, 2023
練習は本番のように、本番は練習のように💪 https://t.co/DBM4IWNo6J
テレ朝の特典映像を受けてのことです。
先月、中国杯の公式練習の画(11月9日のかな?)を見て、私が思ったことは・・・
公式練習の曲かけ→本番 で、PR的なクオリティが著しく落ちてる
でした。
まあ、11月9日って、現地着いて最初の公式練習で、元気あったのかもしれません。FCSpとCSSpを抜いて、3Axは予定通り入って・・・良さげに見える条件は揃ってたかな。
じゃあ、振り返って、今日の演技はどうだったのか。・・・PR的に練習通りできてたのかは、私には分かりません。
ここで水を差すのも気が引けるけど、今日、しゅんのPCSが84.92だった時点で、「ちょっと高めにつけてるかな」とは思いました。しゅん、今季の東ですら、83.75でしたから。
FSもそうたがPR3位だったようですが、正直PCSは、公認大会でもう一度85を取るまでは、安心できないと思ってます。
え、・・・公認大会?って、次?いつ??
というわけで、12月18日のこれ↓
全日本前にこういうものを見せられて、まあ思いましたよね。
おもしろくねぇ('A`)
致し方ないですね。てか、平均点も見られてたんですね。
D) 全日本選手権大会までに派遣した国際競技会、および強化部が指定した国内競技会における総合得点の最も高い 2 試合の平均得点
だそうで。GPSで高得点を取れなかったのが、やっぱり痛かったですね。
ただ、この展開になったからには、さすがに4CCは行かせてもらえるんじゃないでしょうか。明日、ゆる~~~く期待しましょう。
最後に・・・
#フィギュアスケート の #全日本選手権 男子 (左から)2位の #鍵山優真 選手、 優勝した #宇野昌磨 選手、3位の #山本草太 選手(撮影・斎藤美雪)https://t.co/HcH53FdzYx pic.twitter.com/Ik73GzWDXC
— 共同通信写真部 (@kyodo_photo) December 23, 2023
本当におめでとう!!!
・・・と言って〆る記事を今年も書けたよ。しあわせ(´ω`)