しばしベッドに寝転ぶ潤を見つめる
それにしても…白い
夏なのに季節に似合わない肌の白さ
いつもはそれなりの薄暗さの中で見ることがほとんどだから←潤の強い希望
自然の光に同化するかのように見える肌の白さに思わず息を飲んだ
「明るい。眩しいからカ-テン閉めて。暗くして」
「なんで?」
「…恥ずかしいもん」
タオルケットを頭まで被ってしまった
せっかくの白い肌が見えない
どうしよ、どうしよ
俺、ちょっとヤバい
体が反応してきちゃったかも
「…なに!」
「ちょっと、肌が見たくて」
「はっ?何言って…、ヤダよ!タオル返して!」
「…だめ。だってほらっ」
タオルケットを取り上げられ憤慨してる潤に、立派に育った息子を押し付けてみた
息子は早く仕事をしたくてウズウズしてる
「…!?どしてよ?」
「つい…潤の肌が綺麗だなって。そしたらこんなになっちゃった。えへへ」
「えへへじゃないよ!俺、まだ体が復活してないもん。怠いって言ったでしょ!寝るって言ってるの!」
「でもこのままじゃ…俺辛くて」
「知らないって!あっ…」
ちょっとうるさいな
朝から落ち着きないのは悪い子だ
少し叱ってやらなければ
バタバタ騒ぐ潤をうつ伏せにして羽交い締めとする
「離して!翔くん、わけわかんない!!」
「ホントだね」
「 何したいの?!」
えっとね…
色々したい
まずはこの真っ白に光る背中をどうにかしてみたい
頬をくっつけてスリスリしてみる
「あっ、バカ!」
ちょっと悪口言われたみたいだけど気にしないでおこう
いや~すごくスベスベだ
潤の背中の感触に驚きだ
こんなじっくり背中に集中して触れたことなんてなかったから新発見
いつもは手でサラサラって触れる程度だもんな
すごく気持ちいい
癖になるの間違いなし
スリスリを続けながら 舌 を出して 舐 めてみよう
きっと美味いに決まってる
「…ひゃっ、なに…して、あっ」
美味い~
そして可愛い声ゲットした~
堪んない~
待てよ
この白い背中に俺の模様を入れたらどうなるんだ?
きっとさらに綺麗な背中になるだろう
よし、やってみよう
※あれれ?少しおかしな方向に話が…。
まあいっか、くるとんのおはなしだもんね。